じぇんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

じぇん

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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.2

どこまでが自身の経験なんですかスピルバーグ監督ー!!みたいな気持ちが見終わってすぐ湧いたけどもとにかくスピルバーグの確かな映画愛が詰め込まれていて非常に胸がいっぱいになる素敵な作品だった。
映画作りを
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ガネーシャ マスター・オブ・ジャングル(2019年製作の映画)

3.8

インド映画にしてはかなり短い!!コンパクトにドラマチックに進む。
話題になっていた主演の俳優さんの爽やかな笑顔と驚くべき肉体美を堪能。大ぶりなピアスをしていても1ミリもチャラさを感じないのが凄い。そし
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ラーンジャナー(2013年製作の映画)

3.8

こっこれは…一筋縄ではいかない系🇮🇳映画だ!と見終わってからかなり余韻に浸った。「インド版ロミジュリ」と謳われてたりするが全然違います
一人の人を愛し続ける、をこんなに重く描くのもなかなかめずらしいし
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命ある限り(2012年製作の映画)

3.8

3時間超の大作王道ラブロマンス。よくある展開が一度に詰め込まれるとこんなにも面白くなるのか、という。
シャー・ルク・カーンさんはコメディがやはり得意なのか、?明るくて真っ直ぐな青年役から硬派で渋い男ま
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

面白そうだけどどうなんだろう…という心配は吹き飛ばしてくれる作品だった。
内容の濃さに一度の鑑賞では処理しきれていないところもありそうなのでもう1回見たい、というのを前提にしてもすごく良かった。アクシ
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ガリーボーイ(2018年製作の映画)

4.1

ラップには詳しくないので凄さがいまいちわからないのだけどそれでも詩的な言葉選びと豊富な語彙力や韻の踏み方なんかの面白さが伝わってきた。
主演のランヴィール・シンさん自身がラップを敬愛してるとのことで熱
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ムトゥ 踊るマハラジャ(1995年製作の映画)

3.0

日本におけるインド映画の代名詞的存在の作品でいつか見なければ〜と思っていたやつ。
本当に制作90年代ですか!?と驚く画質の荒らさや演出や音響の乱れを見るに、近年のインド映画の躍進が凄いことを実感する。
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.0

アカデミー賞をはじめ賞レース総なめにしたのも納得のインドの貧困をおそらくかなりリアリティを持って描かれた作品。
スラムでどうやって生き抜いていくのかや共に育った兄弟でも全く違った道を歩んでいく過程など
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.9

物理的にはスケールが小さいのに物語としては大きくて笑いどころも随所に散りばめられてて長さも程よくてすごく楽しかった!ポール・ラッドありきのアントマンだな〜と痛感させられた作りでもあった。
予告編のとき
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鼓動を高鳴らせ(2015年製作の映画)

4.1

凄く胸を打つ話だった。今まで見てきた数少ない🇮🇳映画とは違った一種の社会派映画で見ててつらくもなるけど見てよかったと思えた。
夫婦間の問題、男尊女卑、階級差、家同士の対立などなど扱うテーマも多い上にそ
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チェンナイ・エクスプレス 愛と勇気のヒーロー誕生(2013年製作の映画)

3.2

こ、これはさすがにドタバタコメディ過ぎてトンチキかもしれない!!と途中でノリの独特さに目眩すら感じたけど主演の2人が好きなので最後まで無事鑑賞。結局めちゃくちゃ笑ったし楽しかった〜!
スーパースターで
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バンバン!(2014年製作の映画)

3.9

リメイク元であるナイト&デイの内容をかなり忘れてしまったのでそちらとの比較は出来なかったけどとても面白かった!!
主演のリティクさんが登場シーンから「スターが来る!!」を前面に出した演出で、抜群のスタ
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ハーティー 森の神(2021年製作の映画)

3.0

内容的にはやや説教臭いものだけど、演出やらコメディセンスがやはりハリウッド映画とはひと味違って面白い。何より主演のラーナーさんの演技力が光ってるな〜と感じた。利益ばかり考える企業、隠蔽工作する政府など>>続きを読む

囚人ディリ(2019年製作の映画)

4.0

初のタミル映画。かなりシリアスな群像劇でサスペンスとしてとても質が良いと思った。
警察vs麻薬売買マフィアの大きな対立を下地に一夜の騒動をインド映画特有の派手なアクションを織り交ぜていて面白かった。ダ
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バビロン(2021年製作の映画)

3.8

予告編の時点で感じた「ラ・ラ・ランドの監督〜って売らない方がいいのでは…?」という思いが当たった気もするし、賛否両論、好き嫌いが大きく分かれるのも納得な作品。色々と汚いというのを身構えて行ったからかそ>>続きを読む

キャバレー(1972年製作の映画)

3.7

午前十時の映画祭にて。
予備知識ゼロで見たので意外なストーリー展開とキャラクター造形ですごく面白かった。70年代とは思えない斬新さや奇抜さが漂う作風で引き込まれる。自由奔放なヒロインと堅物な主人公、と
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マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.0

文芸版プラダを着た悪魔、と謳われてたのですごく期待して見てしまった分やや肩透かし…あの2人のような強烈な関係性ではなくて普通に良い上司部下だった
出版業界について全然詳しくないのでお仕事面のことがよく
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ムンナー・マイケル(2017年製作の映画)

3.6

WARでタイガー・シュロフさんのとんでもねぇ身体能力に感銘を受け、ダンサー役だから超踊ってくれるというこちらも鑑賞。まじでめちゃくちゃ踊ってくれて最高だった…体操やってたのを活かしたアクロバティックな>>続きを読む

アルターフ -復讐の名のもとに-(2000年製作の映画)

3.8

カシミール紛争のことは全くと言っていいほど知らない身であってもすごく胸に響く作品だった。紛争の問題や宗教や隣国の対立などなど重いテーマを扱ってるところへ、目の前で親が警察に撃ち殺されるというどでかトラ>>続きを読む

スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!!(2012年製作の映画)

4.1

アーリヤ・バットちゃん出てるしハピハピ青春映画っぽいし見よ!!くらいのノリで見たら思ったよりインドの教育事情とか大人と子供、親と子供の価値観の相違とか身分差のあるでっかい友情とか沁みる要素がたくさんで>>続きを読む

WAR ウォー!!(2019年製作の映画)

4.1

バディものが好きでRRRが好きならぜひこれも!!とフォロワーが教えてくれた作品。まじでめちゃくちゃ最高だった…
ブロマンスの中でも因縁あり師弟関係という色々滾りまくる関係性をこってり描きつつ、"失うも
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サーホー(2019年製作の映画)

3.6

プラバースさんのかっこよさが詰め込まれているスタームービー。登場のもったいぶり方、アクションのスロー多用度が凄い。
バーフバリは王の風格がコスチュームからも溢れてて良かったけど今作のような現代物だと異
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バジラーオとマスターニー(2015年製作の映画)

3.9

開始早々「これはドロドロの愛憎劇な気がする…!」と思ったけど壮大で絢爛で色んな愛の形を感じてすごく面白かった。この展開、関係性で胸くそ感がないのは詩的な台詞と豊かな感情表現故にかな…と思うなど。台詞が>>続きを読む

あなたがいてこそ(2010年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃテンポよくてかつ意外性に溢れたギャグと暴力描写に満ちててつくづくマウリ監督の作品は最高だな〜と。
マガディーラの現代パートでハルシャの親友役のときからめちゃくちゃコミカル演技が魅力的だった
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パドマーワト 女神の誕生(2018年製作の映画)

3.9

OSOでディーピカさんの美しさが忘れられずこちらも鑑賞。新人として売られてた頃とはガラッとオーラが変わり、スター役者としてスローモーション多用の演出されまくっててニッコリ。
まだまだ🇮🇳新参なので時代
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マッキー/Makkhi(2012年製作の映画)

3.8

斬新すぎる!!発想力がとんでもね〜と思って予想もつかない展開しかないままどんどん進んでいくので見終わったらなんかすごい体力消耗した感。
序盤のビンドゥに大好きだよ〜って歌う曲とかジャニの方がビンドゥを
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恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム(2007年製作の映画)

4.3

宝塚で数年前に上演していて当時からちょっと気になっていた作品。
あらすじ的にかなりコメディなのかな〜と思ってたけど蓋を開けてみたらめちゃくちゃ話が濃くてすごく凄く胸いっぱいになった。もちろんコミカルな
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フェーム(1980年製作の映画)

3.7

青春音楽映画!って謳ってたから明るいものかと思いきやリアルよりの生々しい重め展開で驚きつつも面白かった。調べたら監督が社会派作品撮る方らしくて納得の内容。自分も少しではあるけど芸事を齧った人間なので華>>続きを読む

ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY(2022年製作の映画)

3.6

ご本人のことは全く知らないまま見たけど面白かった。無名の人が、ではなく家族みんな歌の才能がある中で、っていうのが私が見てきた音楽自伝映画の中ではレアでそこも面白かった。
そしてやっぱり音楽映画と切って
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バードシャー テルグの皇帝(2013年製作の映画)

3.8

RRR主演のおひとりNTRJrさんの主演作かつ唯一日本語字幕つき作品ということで鑑賞した。想像以上のコメディてんこ盛りでセリフの多さと独特なテンポの早さに息をつく間もない。
そしてNTRさんがめちゃく
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オフィサー・アンド・スパイ(2019年製作の映画)

3.2

まったく知らなかった事件の話で所々現在なのか過去なのか分かりづらかったりでついていくのに必死になったけど、でかい勢力に負けずに正義を押し通すピカール中佐が素敵でした。あとはひたすらに軍服がおしゃれ

プレーム兄貴、王になる/プレーム兄貴、お城へ行く(2015年製作の映画)

3.9

めちゃくちゃコメディのテンポが早くて見ていて感情が揺さぶられる。
堅物な王様とお人好しな役者の演じ分けがすごくてまじで別人にしか見えない。
ヒロインのお姫様、まじでめちゃくちゃ美人ー!!衣装もめちゃく
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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.2

面白いという評判だけを聞いて前情報はほとんど入れずに鑑賞。人のあたたかさにめちゃくちゃ感動するし、ダンスシーンには元気をもらえるしで最高。主演の方が大スターであることがインド映画ミリしらの私にも伝わっ>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.3

前作が超気になるところで終わったのですぐ続編も見た。前半のデーヴァセーナに出会ってポヤポヤになるバーフバリ、「恋したら一途でポヤポヤになるのはお父様譲りなのね!!」と気づかされて面白い。
バー
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.3

まじで映画館に見に行きたかったし公開当時にハマりたかったと思わせてくれる最高作品だった。やっぱりラージャマウリ監督の画へのこだわりが凄く強く垣間見えて最高!そして何より人間離れした頭身バランスなバーフ>>続きを読む

ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ(2021年製作の映画)

3.8

予告編のときからベネさん(好き)×猫(好き)のコラボじゃん!見なきゃ!と思ってたやつ。凄く丁寧に描かれているし衣装やセットも素敵で映画館に見に行けて良かった。そしてやっぱりベネさんは繊細な演技が上手い>>続きを読む