完全に記憶飛んでいましたが、2度目の視聴でした。
12人の監督による「オムニバス」と思いきや、映像の質感の統一感を保ちつつ風景の映像を挟んで繋ぐという凝ったことをしていて(わずかですが登場人物のクロ>>続きを読む
凄いどんでん返しがあるとか、カタルシスがあるとか、そういう類のミステリーでは残念ながらなく、心の傷を負ったまま成長した大人がどう再生していくかを描いた物語なのですね。ヘビーな内容ではありますが、見応え>>続きを読む
前作を見たときも思ったのですが、主人公やスパイというより特殊工作員とか傭兵とか、そんな感じ。この映画は、ジェラルド・バトラーあたりがやりそうな、荒っぽい人質救出アクションでした。
仲間が有能だったり>>続きを読む
シリーズ10作目。前作はいまいちでしたが、盛り返してる!
冒頭で、シリーズ最高傑作との誉が高い「メガMAX」の金庫をぶん回す名シーンが再現されて「懐かしい!」と思ったら、この場面で死んだ悪役に息子が>>続きを読む
あ、これだ、子どもの時に見て怖かったやつ。なんの映画か気になってたんです。白塗りの妖怪みたいなのが凄いインパクトでした。
少林寺に隕石が落ちて、精霊が親切に拳法を教えてくれる。なんじゃそりゃって感じ>>続きを読む
インド版「ランボー」といった感じかな。仲間はおらず、たった一人で強大な組織に立ち向かう。そして圧倒的に強い。
彼が敵をボコボコにするのを見るのは痛快なんですけど、これだけ強いんならさっさと敵ボスを倒>>続きを読む
過去の仕掛人の映画は全て見たと思うのですが、文句なしに最高傑作でしょう。
原作は全て読破していますが、このシリーズの魅力の一つに、梅安と彦次郎のコンビネーションがあると思っていて、過去作にはそれが全>>続きを読む
インドとパキスタンの緊張関係を主題にした映画は初めて観ます。なるほど、この両国を舞台にしたスパイ映画はありですね。民族は同じだけど宗教が違うのだな。
とは言え、主人公はスパイらしい仕事を殆どしておら>>続きを読む
西洋と東洋が交差するシルクロードで、古代ローマ人と中国人が対峙するという設定は悪くないです。さらに周辺民族(匈奴とか契丹とか、そういうのですよね。知らんけど)も入り乱れて、地政学的な物珍しさもあります>>続きを読む
与謝野晶子を狂言回しに、有島武郎、大杉栄、松井須磨子などの大正期の文化人が登場するドラマ、なかなか見応えがありました。彼らはそれぞれのフィールドで、日本の近代化を達成しようという使命感を持っていたので>>続きを読む
「カンニング・モンキー」とはなかなか洒落た邦題ですね。秘伝の書を盗み見するだけでカンフーマスターしてしまうとは、恐ろしくセンある素人だよな。
とくにクライマックスでは、ばら撒かれた秘伝に書のページを>>続きを読む
マルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレンのイタリア2大スター共演のコメディ・オムニバス。3作品とも気が弱くて情けない男性で、ソフィア・ローレンは気が強くて大胆な女性。
逮捕されないために絶え間>>続きを読む
小学生のときに友だちの家で初めてスーマリをプレーして「こんな面白いゲームがあるのか!」と度肝を抜かれた、ファミコン・ファースト世代のおっさんです。スーマリへの半端ない思い入れがあるおっさんは涙なしにみ>>続きを読む
前半はとにかく正視に耐えなかった。岩下志麻の子どもへの虐待ぶりが酷い。愛人の子どもが疎ましいのはわかるが、少しは愛着がわいてもいいところ、夫に子どもの始末まで唆すとは。「鬼畜」とは、子どもに手をかけた>>続きを読む
久々の視聴。スポーツ映画で描かれることのなかった、球団運営の裏側の覗ける点がとても興味深いです。本作で描かれる「統計分析によるチーム強化」は、今ではどこのチームもやっているでしょうが、この当時は多くの>>続きを読む
バンドエイドの「Do they know〜」の方が先だけど、やはりエポックメイキングなのはこっち。それはマイケル・ジャクソン&ライオネル・リッチーによる「We Are The World」という楽曲の>>続きを読む
一度道を踏み外してしまった人間が社会復帰するのは難しい。厳しい現実をつきつける映画です。
ただ、これは高倉健の任侠映画なんかでも出てくるパターンで、出所してカタギになろうと真面目に働くも、極悪非道な>>続きを読む
デジタル・リテラシーの勉強になった前作から、さらに進化してる続編(ストーリーの繋がりはないですが)
前作は娘を探す父親が主人公で、今回は母親を探す娘が主人公。この娘がデジタルネイティブの凄腕。Goo>>続きを読む
秘伝の書を持っている(というハッタリをかます)ジャッキーに、8つの流派の使い手が秘伝の書を奪おうと次々に襲い掛かってくる。その中にはノラ・ミャオがいるのが嬉しい。
敵味方が入り乱れたバトル・ロワイヤ>>続きを読む
胸糞悪い話だったなぁ。いわゆる悪女サスペンスなのですが、ふつうは「悪女」といっても、悲しい運命や境遇に同情する余地があったりするもんですが、本作の桃井かおりは性格が悪過ぎる。しかも地頭が良いのだから手>>続きを読む
原作は松本清張。薬で殺して自分で死亡診断書を書く医師(片岡孝雄)。犯行を繰り返す彼が破滅するまでの倒叙ミステリーですが、終盤に満を持して登場する刑事(緒方拳)がグイグイ追い込んでいくところが圧巻。>>続きを読む
どこを切っても「アルマゲドン」か「2001年宇宙の旅」か「2112」か「ザ・コア」のいずれかのワンシーンが出てくる。そんな感じ。
月が地球に落ちて来るという設定にワクワクしますが、よくある彗星衝突系>>続きを読む
女武闘家がジャッキーと戦うだけでもユニークですが、なんと彼女が師匠になってジャッキーを訓練するのだから驚き。そこから、かつて親友だった敵との長尺のアクションへと続いていく流れはなかなか良かったかと思い>>続きを読む
いま流行りのマルチバース。なんでもありの節操のなドラマになりがちで、正直あまり感心はしません。
マルチバースを次々と転移していく本作は、スピード感と脈絡のなさが命。あまりに目まぐるしい展開の中で、家>>続きを読む
「吉永小百合が初めて殺人犯を演じた」とのことですが、それどころの騒ぎではなかった。激しい性交もあれば自慰まである(もちろん露出は殆どない)。特に津川雅彦との絡みは激しかった。でも、興奮より、見てはいけ>>続きを読む
シリーズ第14作。いきなり田中邦衛のドアップで始まるからびびる。役名は「よく喋る男」。なんじゃこりゃ。
本作はヒロインを演じる安田道代(大楠道代)が大きな魅力を放っています。村人に見放されたにも関わ>>続きを読む
タイムリープして若き日の両親に会うというノスタルジックなファンタジーに見せかけて、実は「雨月物語」のような昔ながらの「怪談」であった。
という解釈をしてみました。大して面白味のあるドラマではないので>>続きを読む
ん、これ、すごくつまんなくないか?
まず少女が世界を救うという「ナウシカ話型」が平凡過ぎるのですが、なぜこの少女でなければならなかったのかという理由が弱い。要石とか閉じ師とかいう特殊設定も作り物感が>>続きを読む
ドラマシリーズのことはよく知りませんが、続編という設定だそう。
全体的には格調高い文芸ドラマとして手堅い作りです。湯村温泉という風情のあるロケーションには魅力があるし、そこで働く芸者たちの姿が生き生>>続きを読む
原作は未読。嫁と姑が息子の寵愛を巡って大喧嘩するとか、姑が嫁いびりするとか、そんな普遍性のある(?)話ではないんですね。
夫または息子の偉業のために進んで犠牲になることを争う嫁と姑。これは異常シチュ>>続きを読む
これから犯罪をする側(ルパン)と、起きた犯罪を解決する側(コナン)の視点が両立するわけもない。脚本には苦労が伴ったことは想像できます。
おそらくこの両者がガチンコ対決するのではなく、互いに敬意を持ち>>続きを読む
ジャッキー・チェンとジェット・リーの初共演。期待に違わず、2人のガチの対決シーンは見応えがあります。2人の過去作のオマージュ(パロディ?)も楽しい。
ただ、せっかくの2大スターのよる共演。こんな異世>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「夏の暑さ」がひたすら印象深い映画。刑事がすることといったた、エアコンもない部屋で見張っているか、尾行しているかのどちらか。どちらにしても暑い。大木実は常にハンカチで汗を拭いている。
原作は松本清張>>続きを読む
ハワイになぜ日系人が多いのか。あまり深く考えたことはなかったけれど、それは国策によるキャンペーンで騙されて渡航した人たちなのですね。
裕福な生活を送れると騙された移民一世たちは、現地で大変な苦労をす>>続きを読む
一応「人生の意義」というテーマはあるけど、寄せ集めスケッチ集であって、テレビシリーズの印象と余り変わりません。
音楽ネタ相変わらずクオリティ高いし、哲学のメニューを出すレストランとか、彼ららしいイン>>続きを読む
久々の視聴。剣岳がいかに難攻不落か。頂上は急峻な崖の上にあり、どこからもアクセスできない。しかもろくな装備も情報もない明治時代。これは立派な不可能ミッションです。
自然の脅威をとらえながら、地図を作>>続きを読む