「ヒャッハー」シリーズの2作も「シティ・ハンター」もめちゃくちゃ面白くて、フィリップ・ラショーへの信頼感が増す一方だったのですが、本作はビミョーな出来でした。
不倫のアリバイ作りにあたふたするという>>続きを読む
有名なピンクパンサー、初めて見ました。ピンクパンサーと言えば、あのテーマ曲。手がけたのヘンリー・マンシーニだったとは知りませんでした。ピーター・セラーズ、デヴィッド・ニーヴン、クラウディア・カルディナ>>続きを読む
シリーズ第3作。本作よりカラーに。やっぱり見やすいです。ただ、本作はそれとは関係なしに傑作なのではないかと思います。
郷里の笠間に帰ってきた市が師匠(河津清三郎)と再会。貫禄たっぷりの師匠だが、実は>>続きを読む
家族に暴力を振るう父親を母親が殺害して逮捕されるという設定がとても衝撃的。
父親が死んだことによって救われ、母親が逮捕されたことで苦しむ。3人のきょうだい(鈴木亮平、松岡茉優、佐藤健)はその振り幅の>>続きを読む
シリーズ第6作。新機軸という程ではないけど、序盤展開で、健さんが斬った男の息子(長谷川明男)エピソードがなかなか興味深い。ちんぴら風情だったその息子が健さんの導きによって気持ちを立派な跡取り息子になる>>続きを読む
シリーズ第2作。やたらと斬り合いのシーンが多い。何かというと座頭市は敵に囲まれるが、その度に簡単に切り抜ける。呆気ない。ヒロイン(水谷八重子)も存在感が薄い。
となると見所は、実兄の若山富三郎との共>>続きを読む
「マブリー、最高か!」
感想は前作と同じ。
相手はとんでもなく凶暴なチンピラなのに、フィジカル強すぎのマブリー、まったく負ける気がしない。クライマックスでバスの中で1対1でタイマンあするシーンは「>>続きを読む
吉幾三のこの歌は小学校の頃から大好き。今聴いても本当よく出来てる。Aメロがラップで、サビがメロディってパターン、ケツメイシとかにルーツかもしれない(笑)
この歌の歌詞をモチーフにでもしたのかと思った>>続きを読む
女房の浮気を目撃した男が自暴自棄になって大暴走。そんな映画です。
演じるのが、そんな行動をするととても思えないティム・ロビンスだけに、そのギャップが面白い。ハッピーエンドなのは予想通り。
テレ東に>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
全体的には悪くないです。コナン・ドイルの「バスカヴィル家の犬」を換骨奪胎して現代的要素が上手く加味されてますし、遺産目当て殺人と見せかけた壮絶な復讐劇、というプロットも悪くないです。
1歳の女の子が>>続きを読む
加藤剛と大原麗子の共演作があったとは知らなかった! このお二人は私の母校、文京十中の先輩だから。感無量です。
それはさておき、灯台守という珍しい題材を扱った映画です。灯台守は海上保安庁の職員、つまり>>続きを読む
シリーズ第3作。今回は健さんと池部良の関係性がことさら良いですね。敵対する組に身を寄せており、一度は斬り合いをするも、次第に心が通い合い、最後には共に斬り込みに行く。シリーズではあっさり死ぬことも多い>>続きを読む
シリーズ第10作。本作でシリーズ打ち切りになったとのことで、あまり期待していなかったのですが、面白かったです。いや、傑作と言ってもいいかも。
中盤まではコメディ色が強く、ダブルマドンナ(石川さゆりと>>続きを読む
海底に沈んだ潜水艦の乗組員をどう救出するかという、非常にシンプルなストーリー。この邦題はネタバレではないかと気を揉んだのですが、気にする必要はなかったですね。
救出する側と救出される側、2つの視点か>>続きを読む
シリーズ第7作。男やもめの健さんには息子がおり、「子連れ狼」の雰囲気がある。健さんの息子を甲斐甲斐しく世話をする藤純子の可憐さよ。
健さんが単身で斬り込みに行くも、長門裕之らが助勢に集まる展開がよし>>続きを読む
同じ監督の「ファンタスティック・プラネット」には途方に暮れましたが、この映画はついていける!
作画は拙く、この監督らしいシュールなコンテンツに溢れているけど、宇宙冒険SFという基盤があるところが素晴>>続きを読む
主人公とヴェノムの漫才のようなやりとりは相変わらず面白い。いや、でも、そこしか見どころはないかも。
強力なヴィランが登場するけれど、ヴェノムと似たような属性で、リアルなCGを見せられただけで面白味が>>続きを読む
久々の視聴、やはりこの映画はエグい。エンタメと社会派ドラマが魔合体した驚異の作品です。
「なぜクイズの答えを知ったいたのか」という謎を明らかにするために主人公の少年の生い立ちを辿っていく。そして「そ>>続きを読む
原作は未読ながら、結末は容易に想像がつくわけで。決まりきった結末に向かうドラマに途中やや退屈するも、その結末はお約束通りながらもじーんと来てしまいました。
思えば、リリー・フランキーを最初に認識した>>続きを読む
シリーズ第10作。前作「花と龍」の続編とのことですが、ストーリーのつながりはないよう。
女彫師を演じる藤純子と健さんメロドラマに重きが置かれています。クライマックスの斬り込みでは、まさかの横槍が入っ>>続きを読む
ローラースケートやスカイダイビングなどの荒唐無稽なアクション(CGとスタントを多用してリアリティなし)、ヨーロッパ行ったりジャングル行ったりと節操のない展開など、ずいぶんと軽薄なノリです。
クォン・>>続きを読む
インターネットのダイアルアップ(懐かしい!)を通じて怪現象が起き、人が次々と死んでいく。「リング」の亜流であるのは間違いないのですが、人類滅亡に向かっていくというスケール感は意外でした。廃墟となった街>>続きを読む
とても見応えのあるドラマでした。往時のハリウッドの俳優や監督が登場し、映画史のトリビアを知る、大変貴重な機会となりました。
でも何が凄いって、映画界から追放されたにも関わらず、変名で脚本を書いて2度>>続きを読む
シリーズ第8作。舞台が現代になっててびっくり。時代に変化についていけない昔気質のヤクザという設定は、「極妻」や「アウトレイジ」とかでも使われる定番設定の走りかもしれません。
カタギになろうとした健さ>>続きを読む
古風な姉と奔放な妹という対照的な姉妹が描かれます。恐らく姉の性格は戦中の空気を残しているのに対し、妹の性格は戦後の空気をまとっているのでしょう。そこにははっきりとした断絶があるのですが、姉妹の仲は悪く>>続きを読む
対人恐怖症なのかPTSDなのかわからないけど、とにかくマスクを被ったままのボーカリスト。絵面がシュールですが、音楽もかなりシュール。なんだ、この暗い前衛プログレは…。
映画としては、凡人が変人に振り>>続きを読む
久々の視聴。小学生の頃に母親に連れられて劇場で見た思い出の映画です。夏目雅子さんの美しさと、軽快なテーマ曲「In The Mood」は強く印象に残ってます
ただ、改めて見ると、やや思い出補正が強すぎ>>続きを読む
シリーズ第9作。珍しく原作もので、火野葦平の「花と龍」という小説を基にしているそうです。
どこまで原作に忠実なのかわかりませんが、ドラマパートが長くてダルい。ただ珍しいのは、健さんが星由里子、藤純子>>続きを読む
ワンシチュエーション系のサバイバル映画。コンテナに乗って海を漂流なんて、よく考えますわな。主人公は妊婦で、しかも途中で出産するという驚きの展開。いや、あの状況で新生児を育てるの無理でしょう。案の定赤ち>>続きを読む
とりあえず、本作のヒロインが吉高由里子でなくても成立した可能性はありますが(もっと色気のある女優でも良かったかも)、浜野謙太抜きでは絶対成立しなかっただろうな。ほぼ主役でしたよ、彼は。今や日本のドラマ>>続きを読む
「アルジャーノン」の酔っ払い版か?
薬のかわりに酒を飲んで、適量飲んでいるうちは調子いいけど、そのうち度を越して…と余りに予想通りすぎる展開に。ラストも煮え切らない感じで、この映画が何を描きたかった>>続きを読む
泥棒(柄本明)と刑事(役所広司)が奇妙な友情育む。なかなか面白い物語でした。
刑事の家族とのエピソードはいる?と思ったら、終盤に上手く物語がまとめられ、工夫が感じられました。とは言え、ドラマとしての>>続きを読む
有名な フォークソングのおかけで、映画のタイトルだけは知ってましたが、こんな映画だったのか
ベトナム戦争を背景にした大学闘争に身を投じる学生たちナイーブな姿は印象の残りますが、無名キャストばかりでや>>続きを読む
シリーズ第11作にして最終作。「刃」と書いて「ドス」と読む。斬新だなぁ。
健さんが事件を起こして行方をくらまし、4年後に戻ってくるという設定がユニーク。その4年前のパートで健さんがズラを被っていて、>>続きを読む
是枝監督の「そして父になる」と共通項の多い作品ではありますが、とても興味深く、惹き込まれていくドラマでした。
本木雅弘が演じる主人公は、プライドが高く、情というものを持たない冷たい男で、妻を失っても>>続きを読む
久々の視聴。こういう奇想に溢れた歴史映画は結構好みのタイプです。
「東海道四谷怪談」のお岩さんの伊右衛門が赤穂浪士だったという設定は奇抜ですが、わりと無理なく融合しているのですね。メインの忠臣蔵のパ>>続きを読む