BK477さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ハンナ(2011年製作の映画)

3.3

同名の映画もいくつかあって、埋もれた作品のひとつ。
なお作家性が強く、万人受けする内容ではない…

敵となるキャラクターがサーカス団だったりと個性的でトム・ホランダーが良い。

一番印象に残るのは劇伴
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エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

3.7

ストレンジャーシングスは途中までしか見てないけど、明るい演技をしているミリー・ボビーブラウンは初めて見たので良かった。

エノーラが"Alone(孤独)"という話なのだが、映画の頭から最後までエノーラ
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インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994年製作の映画)

3.7

改めて見るとストーリーはあんまり面白くないという印象だが、

吸血鬼を扱った映画の中では特殊な位置づけにある為、吸血鬼やホラー映画ファンは避けては通れない一作となっている。

それまでの吸血鬼映画は一
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

5.0

「匂いがあれば本物の戦場」
大戦を生き残った兵士に言わしめた逸話を持つD-dayのシーンが圧巻。

尚、日本ではタイトルのニュアンスが異なる。原題は「saving」の方が強調されているのがポスターやD
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S.W.A.T.(2003年製作の映画)

4.0

コリン・ファレル全盛期の快作
20年前の映画だけどSWATの広告塔的なポジションを維持している。

突出した音楽センス、演出のテンポもよく
チーム集め、模擬戦テスト、犯罪者の襲撃シーンなどなど
どこを
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ホーム・アローン3(1997年製作の映画)

3.9

初視聴だと思っていたけど、見ているうちに思い出した

冒頭は強盗団の賢さが演出されており、しかも4人。
「今度の敵は一味違うぞ」と期待させてくれる。
そして敵がプロの犯罪者故に主人公が孤軍奮闘せざるを
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ホーム・アローン2(1992年製作の映画)

4.0

やってることは1と同じで環境を少し変えただけ。
だが映画というものは、2まではこの手が通用する。

そのアクセントの部分がちゃんと面白いので良い。
ホテルマンたちの顔もキャラクターも印象的だし、
浮世
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ホーム・アローン(1990年製作の映画)

4.0

なんの因果か偶然が重なる序盤、
「たまたまが重なって良いのは2回まで」
という古畑さんの言葉を思い出す。

たまたま前夜に喧嘩をし
たまたま吹雪で木の枝が折れ
たまたま電話線も切れてしまい
たまたま朝
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ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

4.0

悪夢なんだけど夢いっぱい。
「THE・ティム・バートン」という世界観に改めて惚れ惚れする。

子どもの頃に何度も見た為かミュージカルのメロディは20年経っても覚えていた。

また驚くべきは、上映時間は
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フライングハイ(1980年製作の映画)

3.4

アマプラで視聴(有料)

「裸の銃~」や「ホットショット」の監督作!
この監督の作品はとにかく”数打ち当たれ”で数秒に1回おふざけがある。言葉遊びなどは翻訳では伝わりづらいものの、手数の多さ故に「クス
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ハイリスク(1995年製作の映画)

3.5

アマプラで視聴。ジェット・リーのハリウッド進出以前の作品。
あからさまなダイハードのパクリなのだが、日本では有名ではないジャッキー"チュン"とのダブル主演というアクセント。

香港映画らしい(邪魔な)
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BLACKFOX: Age of the Ninja(2019年製作の映画)

3.0

特撮時代劇。戦隊モノの香りも強い。

主演の山本千尋と、ディーン・フジオカの妹:藤岡麻美(顔似てる!)を目当てで見る作品だと思う。

せっかくアクションができる山本千尋がいるのに、殺陣やカメラワークに
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トレマーズ(1990年製作の映画)

4.3

B級モンスター・パニックジャンルの金字塔!
ネトフリにVHS版の吹き替え版があったので久しぶりに視聴。
安原義人さん✕内海賢二さん✕勝生真沙子さんは最高だ

第一幕では、モンスターの正体がわからない序
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バレリーナ(2023年製作の映画)

3.3

予定されるJWのスピンオフと同名なのは知ってか知らずか…

この手の作品は往々にして、最初のターゲットから黒幕まで芋づる式に倒していくという構図が多いが、例に反してこじんまりとしている印象。

アクシ
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誰も助けてくれない(2023年製作の映画)

3.5

予告編は結構ネタバレ全開なので見ないほうがいい
「ホームインベージョンもの」の新作で、ほぼセリフ無し!

主軸はヒロインが独りで戦う話だが、そこに主人公のおかれている謎の環境がアクセントとなり、後半そ
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赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。(2023年製作の映画)

3.3

えっこれ福田監督だったの!?という”妙な拍子抜け感”がある。
福田組の柱(ハシカン、ムロ、佐藤二朗)が出てるものの、
従来の福田組作品と比べて笑いのシーンが非常に少ない。

ではミステリとして見るとど
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.7

前作にも言えるがタイトルが「犯罪都市」なので誤解を生む可能性がある。 これはあくまでヒーロー映画であって、任侠モノ・バイオレンス作品ではない。

今作も韓国が大好きな牛刀や手斧やナタがたくさん登場し
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.6

~いやというほど見せてくれる~

マグニフィセント…これはほんとうに凄いです。
流石だ、JWはこうでなくっちゃ。

新作の度に一生忘れないアクションを叩きつけてくる、それがJW
4も無論、裏切ることは
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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.7

サイコヤクザ VS 拳一本デカ

日本で言うマル暴と暴力団の戦いを描く。

興味深いのはこれほど血なまぐさい抗争の中で銃が1カットも出てこない。
ググってみると、韓国の警察は拳銃の普及率が4割程度で
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サムワン・インサイド(2021年製作の映画)

3.5

全体的にはポップなティーン向けの、いかにもといったスラッシャー。
「ザ・スイッチ」や「ハッピー・デス・デイ」に画面の配色は近いが内容は薄いので、あんまり多くの人にはおすすめできない。

犯人の動機はま
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クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛(キンポコ)の勇者(2008年製作の映画)

3.3

微妙な所が多く、印象に残りづらい作品。

ゲスト声優は堀江由衣!なのに勿体ない。

空中戦やカーチェイスなどアクションのバリエーションは豊富なのだが
アクセントが足りないせいか、あまり盛り上がらない。
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夏への扉 ―キミのいる未来へ―(2021年製作の映画)

3.7

コールドスリープの保険や法整備まわりの話さらっと流されるが妙にリアリティーがある。 なんかここのディテールだけ浮いてるような気がした(笑)

もっと復讐路線の作品かと思いきや
思ったより悪人の顛末など
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.8

作品としては、面白い。

キャラクターの能力がネタ切れなようで
Xメンのストームやストレンジ、アントマンなど既に映像化されてるキャラと重複するキャラクターばかりで、魅力が薄いのが傷。
作品のテーマ的に
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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

3.6

サラザール一味のビジュアルや船、そしてクリーチャー造形は面白い。
ついにウィルの息子(21?)まで出てくるが、それにしてはジャック他、前作からの登場人物の見た目に変化なし 笑
そして、ハビエル・バルデ
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パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉(2011年製作の映画)

3.0

ペネロペ・クルスやイアン・マクシェーンのビジュアルはハマっている。
人魚たちとの戦いのシーンも面白かったし、黒ひげの船の船首にある"仕掛け"のシーンは面白かった。(しかし、あの船首がほとんど活かされず
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ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

3.7

ティーン向けの作品だとは思うが、
終盤の意外なシンドバットのオマージュは素晴らしい!

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード(2003年製作の映画)

3.9

劇伴が良い作品。

デパート屋上での戦いや、
熱海の海岸における乱闘、
パスワード解読のくだりなど、
印象的な場面も多い。

最後のオチがちょっと弱いけど、終盤まではかなりの良作。

クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!(2013年製作の映画)

3.8

以前に見たはずだがあんまり覚えて無かったので再視聴。

今作は非日常と日常の決定的な境界はなく、日常の延長上の話。
ほぼ全編通して防衛隊5人にフォーカスされていて、しんのすけのボケと風間くんのツッコミ
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ザ・マザー: 母という名の暗殺者(2023年製作の映画)

3.3

何度も何度も見たようなストーリーで、印象に残りづらい。

悪役がなぜか主人公を殺そうとしない(撃てるのにベラベラと…)
演出が何度も出てくるのに違和感。

敵が有能だったら主人公3、4回ぐらい死んでる
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映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝(2022年製作の映画)

3.5

急にはじまるパシフィックリム…

ここ20年ぐらいの劇しんに毎回思うことだが、悪役をないがしろにしがち。

ドラマやトラブルの解決の方に比重を置くのはわかるが、悪役たちの退場の仕方が非常にもったいない
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ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

3.0

世界を陰ながら守る組織あるある
テック担当が妙に陽気
極秘のはずがすぐにハッキングされる

序盤のMI6のシーンはまあまあ楽しめたものの、スーパーハカー女子のティーンな気持ちに振り回される全世界の危機
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パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(2007年製作の映画)

3.6

最後の決戦のシーンは面白かったが、
意外にも集団戦は無く、1隻対1隻の決闘だけは、ちょっと拍子抜け

ウィルとエリザベスの顛末には、当時驚いたな~

デイビー・ジョーンズぐらい強烈なビジュアルの悪役は
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パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(2006年製作の映画)

3.6

強烈なデイビー・ジョーンズのインパクトとは裏腹に、話の内容はさっぱり覚えていなかった…

とにかくデイビー・ジョーンズとクルー達の強烈なビジュアルはマジでイカしてる。一度見たら忘れないインパクト。
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パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年製作の映画)

3.9

あるようでほとんど無かった海賊の映画。
そもそも海上の映画というは撮影が難しく、水槽セットも大予算が必要ということもあり、あまり作られなかったと聞く。

ディズニー"らしくない"おどろおどろしい幽霊船
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ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと(2023年製作の映画)

3.6

「今際の国のアリス」と同じ原作者繋がり故か、"ラスボス"役の栁俊太郎が主人公の親友役。アニメを見ているとビジュアルのあまりの違いに驚くが原作を見ていないと違和感は無いかもしれない。

予告にも出てたア
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.9

映像はマジで世界最先端。どこまでが実写でどこからがCGなのか全然わからない。

なぜかブラックパンサー2とやってることが被ってたり、
白鯨の要素もあったりして、映像以外の既視感は否めず…

あのキャプ
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