だいごさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.9

当時読み切りで原作は読んだので、映画見てなかったけど、これは凄い。アニメの方がいいまでもある。
緒方恵美の少年ボイスはやはり良いものだ。乙骨に合い過ぎ。
「誰かと関わりたい 誰かに必要とされて 生きて
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駅馬車(1939年製作の映画)

3.6

「この映画を見ない奴は馬鹿だ」と小津安二郎が言っていた。
有名な襲撃シーン結構後半で焦らすねえ。
そういえば当時まだ配給会社の新人宣伝マンだった淀川長治が邦題を考えたと自伝で書いていたな。

ソードフィッシュ(2001年製作の映画)

3.4

クライムムービーの佳作。
今や子供騙しっぽいテクノロジー演出は気になるが、所詮それは枝葉だし、素直に娯楽を楽しめばいい。色んな筋を綺麗に捌いていくバランスの良いプロット。
「よーしいい子だ」みたいなハ
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

2.6

知は力なりだね、ベーコンじゃないが。
きさらぎ駅の噂は知ってたんだけど、浜松が舞台で、遠鉄は単にロケ地なだけかと思いきや元の書き込みもそうだったんや。
棒演技のイキってる役柄の俳優が根はいいやつそうで
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ドクトル・ジバゴ(1965年製作の映画)

3.3

大作主義のデヴィッド・リーンらしい映画。
全然褒められた人ではないユーリジバゴ。動乱の荒れた時代だからこそというのもあるが、エゴむき出しで女を愛してしまうのは仕方がない。男は同時に何人も女を愛せる。

WE ARE X(2016年製作の映画)

3.7

東のX、西のCOLORのX。
お化粧バンドから"ヴィジュアル系"を結果的にだが作り上げた偉大なバンドのドキュメント。まあヴィジュアル系という呼び名は当人たちには複雑な呼び名なのだけども。
HIDEの死
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劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者(2005年製作の映画)

3.4

戦間期のドイツとかいうエモい時代をハガレンを通して体験出来るのはなんと素晴らしきか。
フルメタルと違って旧アニメは見てないので、アルのために扉の向こう側に行ったエドくらいの認識で見始めたけど普通に理解
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イヴの時間 劇場版(2009年製作の映画)

2.9

これも新たなツンデレの形か...。
場面の繋ぎも、会話のテンポも、キャラの感情の起伏も何もかも不自然に思える。

劇場版 フランダースの犬(1997年製作の映画)

3.4

話は知っていたけど見たことなかった。マジ誰得な話なのかこれ。よってたかって子供をいじめて、ただ辛い。
舞台のアントウェルペンに旅行で行った時、何処にこんなに隠れていたの!?というくらい日本人がいた。ネ
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オールド(2021年製作の映画)

3.2

新手のスタンド使いかッ。
なかなか楽しんで観れたけど、やっぱ途中でダレたし、終わり方が雑すぎる。

アニマル・ハウス(1978年製作の映画)

3.4

ジョンベルーシの出世作みたいなところも相まって伝説的な作品。
遊ぶ時は思いっきり、そして学生時代くらい馬鹿やらないと大きな人物になれない。俺もトーガ着たい。
みんなの将来文字で示唆してくれる演出好き。
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GANTZ:O(2016年製作の映画)

3.3

"学生時代…………ピンポンやッとッたんやッ"

新要素が続々出てくるワクワク感と玄野不在だからこそ読めない展開&大阪組のかっこよさで原作一好きな大阪編。ここだけでも映画化しようって提案したやつ有能すぎ
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.6

これ『さんかく』と同じ監督かッ...。
嫌だなあ。しんどいなぁ。こんな露悪的な作品撮って何の意味が(困惑)
一瞬ブチギレかけたもんの人好き。いるわーこういう奴。
最近『死なばもろとも』読んだからタイム
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イーグル vs シャーク(2007年製作の映画)

3.2

逢ひ見ての のちの心に くらぶれば
昔はものを 思はざりけり

オフビートな映画すこ。たまに見たくなる。リリーがフラフープやるとこがツボ。
リリーの属性盛って話がちなジャロッド何。

もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.4

人の振り見て我が振り直せ。色んな意味で反面教師にしたい映画。
果たしてこの手の女性はダメ男を引き寄せるのか、作り上げるのか謎。

ドラゴン危機一発(1971年製作の映画)

2.9

先々週はずっと香港にいたので、香港映画でもと選択したのだが、ロケ地がほぼタイ笑
映画はダレてるのだがしかし若いブルースはキリッとしてて格好良い。
しっかり尖沙咀の彼の銅像と共に写真撮ってきた。

余命10年(2022年製作の映画)

2.9

リリーフランキーっていいな、いい声してるなっていう映画。
娯楽に加上説たあ無粋だけど、これ過去の類話との差異はどこ?著者の属性込みの評価か。

海街diary(2015年製作の映画)

3.4

こんな風にそれぞれ役割を担って補い合うような兄弟姉妹ってこの世に存在するのかな。なかなか酷な話やけど。
『BANANA FISH』好きだし原作読んでみよかな。

ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

3.0

雨が降る土曜日の夕方、薄暗い部屋で見たい映画。
綺麗で印象的なシーンが多いが、海辺のピアノがもっと見たかった。一色まことの『ピアノの森』に出てくる森のピアノみたいな、何だろう野外のピアノって本当素敵。
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夜の大捜査線(1967年製作の映画)

3.0

踊る大捜査線の「大捜査線」の方。
小粒すぎひん?なんていうかスケールが小さいというか、小ぢんまりとしているというか。こんなのが作品賞取ったのかというのが率直な感想。
すごいナチュラルな差別は歴史的資料
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リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1960年製作の映画)

2.6

70年代以前の映画はそれなりにみれど、古い映画をわざわざ選ぶくらいなので、その対象はいわゆる名画と呼ばれるものが多い。しかしこれは完全にB級だ。
映画が娯楽の中で大きな地位にいる時代、今よりクリエイタ
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荒野の七人(1960年製作の映画)

3.7

まず『七人の侍』が映画史に残る大傑作なので、並以上の出来でリメイクすれば傑作間違いなしなのだが、ユルブリンナー、スティーヴマックィーン、チャールズブロンソン名だたる大スターが出演してハリウッドが本気出>>続きを読む

名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)(2009年製作の映画)

3.5

何故か『紺青の拳』以前のコナン映画で唯一見てなかったやつ。しかも評判いい部類なのに『紺碧の棺』とかならまだしも。
今はすぐ黒の組織が映画に出てくるけど、この頃はまだあんまりなので凄くドキドキしただろう
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マッキー/Makkhi(2012年製作の映画)

3.6

ハエに何が出来るんだって観る前は思ったけど、たしかに虫にまとわりつかれるのは凄いうざいかも。アイデア映画やな。
ポジティブしかない主人公と悪役のいかにも悪役然とした感じ、それらを際立たせる絶妙な演出が
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

2.9

アリアスターは美的感覚というか画作りに関するセンス、アングルやレンズワーク、それとも美術?が統合されたそれらの総体は凄いのだが、撮る映画は何というか、かったるい。息子に本音ぶちまけて言い争うシーンで残>>続きを読む

名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)

3.5

いやーとうとう配信、ありがとうございます。シンガポール行った丁度一年前に公開されたので見てから行けばよかったけど、時を逸して今更ながら。
キッド好き。しかし結構苦戦してるな。
京極さんがハンデ背負わさ
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.3

アイドルハマったことないけど、友達のオタとか楽しそうだなあといつも思ってた。
色々と息苦しい現代社会にマジで必要な存在かもしれない。
でも夢はいつか覚めるんだよなー。そこでどう折り合いをつければいいの
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.1

ちゃんと見ていったらそこそこ面白いのだろうが、面白くなるまで長ない?
画面にあんまりメリハリがないし、主人公は警察署?みたいなところにいるから別に危険が差し迫ってる訳じゃないし、緊迫感が足りない。見え
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.9

初めてジム・ジャームッシュの映画でキタわ。この映画を撮るために彼は映画監督になったのだろう、とか言ったらみきりが早いと怒られるかな。
メカニック志望のクールなタクシードライバー、東ドイツからきた新米ド
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.7

映画界って一見華やかで楽しそうだが、同時に凄く辛い場所でもあるのだろう。
マンソンファミリーは見る前からどうでもよかった。
ディカプリオが自らの境遇を本の中の登場人物に重ねて涙するシーンと禁酒秒で破っ
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エルミタージュ幻想(2002年製作の映画)

3.4

「ロシアは劇場に似ている」
戦争が始まる少し前にサンクトペテルブルクに行ったのだが、当然エルミタージュにも訪れた。その豪華さ、壮麗さは比類ない。
あーラファエロの回廊だ!レンブラントの『放蕩息子の帰還
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シマロン(1931年製作の映画)

2.9

この短い時間で西部開拓時代における大河的世界を描いたのは見事。しかし、今の目で見ると、やはり映像技術の側面で古臭さが悪目立つ。それを越えてみるべき映画かと言われると、うーん。アカデミー作品賞だから観た>>続きを読む

チェイサー(2008年製作の映画)

3.7

追ったり追われたり目まぐるしい。一筋縄ではいかないとはこのことだ。犯人は開始後すぐ捕まるのに、それだけじゃ終わらない。先が読めない展開はハラハラだ。

さかなのこ(2022年製作の映画)

3.5

ただ魚に関する雑学が凄い人で終わらずクニマス発見で普通に偉人になったさかなクン。
自伝的?な話。好きなことと現実のすり合わせ、落とし所って難しい。両親どちらの意見も理があると思う。
食べるのも好きって
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名探偵コナン 緋色の不在証明(2021年製作の映画)

3.2

コナンも長いからなぁ、こういうテーマ別振り返り総集編は必要かもしれない。
でもこれ劇場公開は酷いな、テレビスペシャルなら分かるけど。