だいごさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.6

今週の頭に映画の都ハリウッドから帰ってきたので記念に。
もはやこのレベルの監督が自伝的作品を撮ってくれるというだけで泣いて喜ばなければいけない。
観る前に想像してたような作品ではないが、これはこれで。
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.6

帰り便で鑑賞。
140分もあるうえに、思いっきり途中で終わるので続編によってまた印象が変わるかも。
とりあえず前作に引き続き、アニメーションが素晴らしい。とくにスパイダーマン同士で争ってるとこの躍動感
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ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

3.7

これも寝なかん、と思いながら機内で観ちゃった。
東南アジアプリンセスだが、とりあえず数合わせ的多国籍ヒロインと侮るなかれ物凄くちゃんとしてる、流石ディズニー。
ラーヤよりも脇役が魅力的。ブーン船長とち
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.3

ロス行きの飛行機の中で鑑賞。
この入れ子っぽい構造の話をやるなら、もうちょっとやりようがなかったのかとか考えてしまう。
斜め前の人が『ミッションインポッシブル』観てて、ついそちらに目が行ってしまったく
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.7

小難しいこと考えなくても、わりとアクションだけで最高じゃない??
実写でのダンガンロンパみたいな特技の拡張的利用は結構心躍るものがある。
ジャンプ台を見つけろ!でみんな突拍子もないことするシーン笑った
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街の上で(2019年製作の映画)

3.7

今泉力哉でいちばん良い。妙に自己完結的なところも、他の作品よりいい具合で収まってる。
街の上で、世界が広がっている、廻っている。
彼の前では彼氏です、どっちなの、マスター黙れ、のとこ好き。

浅草キッド(2021年製作の映画)

4.1

結構ストレートな青春ものだけど、偉くなったたけしを知ってるから、そこから受け取るものが違う。
大泉洋と柳楽優弥とかいうおれの大好きな俳優がコンビ組んでる。芸人すごいなあ、って思うのと同時に役者ってすご
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.5

こんな嫌な状況でタイムリープしたくない...。
大体サラリーマンの人生自体が毎日毎日ループしてるようなものと段々分かってくる恐ろしさ。みんな出来る限りで、もがいてるんだ。

バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

3.7

さすがフィリップラショー、スゴくいい。マジでこう言うのでいいんだよ!!
品がないシーンも散見されるし、パロディ詰め込み過ぎて渋滞してるけどおもろい。
スパイダーマンみたいにキスしようとして失敗するとこ
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地獄門(1953年製作の映画)

3.6

無体な言い分だ、ってみんなは言うしそれが常識的な意見だということも理解できる。そこに相手の好意はないし、強引な手段を取ることは決して肯定されない。しかし、どうしようもなく好きになってしまった、というこ>>続きを読む

映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.3

とうとう一回プペってしまった。西野に対する嫌悪感がどうしてもあって、人は先入観からなかなか自由になれないし、本当はもっと評価高めかもしれない。
えんとつ町のデザインはいいなあ。あと愛菜ちゃんのルビッチ
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エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

3.7

芸術家の社会的機能は人々が以前にも増して人生を好きになるようにすることだ、たまに忘れられるけど、これは大切な考え方。本作の願いは映画への愛と共にそんなところにもあって、本懐を遂げてる。
惜しむらくは作
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Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

3.4

途中ちょっと恥ずかしくなってくるとこもあるけど、全体を通してトーンがはっきりしててテンポもいい。
この頃のアンジー最高に美しかったな。嫉妬でむくれるとこかわいい。料理まで嘘かよ!で笑った。

星を追う子ども(2011年製作の映画)

2.8

これで短編も含めて『すずめの戸締まり』以外の全新海誠作品見たことになる。
世界観の説明及び自然な導入の難しさを考えさせられる作品。序盤で変なでかい化け物にびっくりしつつ、当たり前のようにナウシカのテト
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章(2015年製作の映画)

3.2

世界初の世界の終わりと始まりの生中継だよ!!

囚われた二人を現世に呼び戻す試練、マルチバースにタイムトラベル、因果律に心身入れ替わりのごたごたごった煮。
ゴールドエクスペリエンスレクイエムみたいに入
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カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)

3.7

画面から人が出てくる設定はわりかし見たことある気がするけど、演じた本人までやってきて絡むのは斬新かも。
母親が本作好きでよく名前を上げていた、おれもウディ・アレンの中で一番だと思う。
これ俺わたしの物
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ガンジー(1982年製作の映画)

3.6

非暴力による不服従がどれだけ難しいことか、、、。偉大なる魂の伝記映画。
爆弾を投げるテロリストを許すことはできないが理解することはできる、とサルトルは言った。 圧倒的な武力による占領に対して人々がとれ
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jackass number two(2006年製作の映画)

3.3

人間って意外と頑丈なのか...?ってイカンイカン。
ケツからビール一気飲みが相対的に安全に思えるバグ。スティーヴォーの頬に釣り針さして餌として釣りしようみたいなマジで痛い系はほんと勘弁。家の階段をスキ
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.3

一見すると素人臭くも写るような、意味わからん場面の繋ぎを堂々と観客に問えるあたり、逆に凄いってなってきたゴダール。

恋の手ほどき(1958年製作の映画)

2.9

地味に作品賞二度取ってるヴィンセント・ミネリ。楽曲はまあ元気が出るかな。
画質がまちまちなのが気になる。
少女扱いされてるけど、レスリー・キャロンの生年月日から考えると27歳だよね、全然見えない!
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バッド・チューニング(1993年製作の映画)

3.2

いまのなんとなく元気ない日本に必要なのはリチャード・リンクレイター的おふざけ精神だと思う。
のちの『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』と比べるとやはり荒削り。
ベンアフレックと
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ローカル・ヒーロー/夢に生きた男(1983年製作の映画)

3.2

自分は都会の人間だと思ってる人に、田舎に行けというのは死ねと言っているのと同義だ。しかしそこにしかないものも、きっと何かあるんだろうなと思ったりする。
誰のか知らない子供をみんなでなんとなく育ててるの
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シド・アンド・ナンシー(1986年製作の映画)

3.4

『NANA』でハチがこの映画の名前出してたから観てみた。矢沢あいめちゃくちゃ影響受けてるんだなって思った。
ピストルズはライブ盤の『勝手に来やがれ』が好きだが、シド・ヴィシャス若くして死んだこと以外あ
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オオカミの家(2018年製作の映画)

3.3

ブラザーズクエイの映画も気に食わない俺には合わなかった。
守るべきもののために戦っていたのに、その対象に結局裏切られるのは植民地の知識人の典型。
正直結構睡魔と戦った(お金払った以上意地で観きったけど
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(2021年製作の映画)

3.6

これすごく琴線触れて、振り返ってみて『オオカミの家』より興味深かった。

仮面ライダー対じごく大使(1972年製作の映画)

3.1

これは普通に映画クオリティだ! ヘリコプターなんか出てきてるし、馬なんか乗ってるし。
ショッカー戦闘員って普通に喋るんだなぁ。
馬に引き摺られてるとこのあまりの人形感に笑ってまう。
しかしFilmar
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マンハッタン(1979年製作の映画)

3.2

ウディアレンがぼやいてるのはたまに見たくなるんだけど、すぐにお腹いっぱいになる。
くそちょい役なのに刺すような存在感のメリル・ストリープよ。

仮面ライダー対ショッカー(1972年製作の映画)

3.1

一文字! 本郷やるか!
ショッカー怪人が続々現れる紹介シーン好き。戦闘員たちのバイクが統一性ない。
昔の映画によくある子供の大人びた喋り方いいよね。

イーストウィックの魔女たち(1987年製作の映画)

2.7

何これって思いながら見ていくことになる映画。どうなるのか皆目見当もつかないが、でもそれで何か得たり!となるわけでもない。薬にも、毒にすらならない感じの映画。

ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

3.2

取ってつけたような感じがそこかしこでする映画。ライブ感を大事にして横ずれしている気がする。
キャシーの眠そうな喋り方好き。役者の魅力でどこまで誤魔化せるかみたいになってくる。
この時間が好き、朝みたい
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花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

3.4

映画の感想は特に、美しいとだけ。
ぶっちゃけ『恋する惑星』がよくて香港旅行したくらいだったから、今作もみた。なので香港の街並みがあまり出てこず部屋の中が主な舞台というのはちょっと残念。
ソウルの北村韓
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.5

グラインドハウスの低予算映画をオマージュするとかいうこと事態に既に自己弁護が含まれている気がするのだが。。。
前半はマジでつまらんけど後半は大好き。ゾーイが強すぎる。

ゴーゴー 仮面ライダー(1971年製作の映画)

2.8

東京火の海にしてメリットあるのかな、、、。
支配する対象をぶち壊してもダメじゃん。世界が焦土になっても支配者の娯楽なくなっちゃ楽しくない。
バリアの発音がバーリアってのが古さを感じる。

ハロウィン(1978年製作の映画)

3.2

殺人鬼側の視点から見るシーンが多くて中々新鮮だった。少々くどいけど。
最初から殺人鬼の正体わかってるのにドキドキしたねえ。
ベッドシーツかぶってる有名なシーンはお茶目で笑う。
『遊星からの物体X』見て
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スーパー!(2010年製作の映画)

3.3

面白い様な面白くない様な映画。
よりあたおかな人間が周りにいるとヤバいやつも素に戻る現象。
なんかエリオットペイジ久しぶりに見たな。