ヘイヘイ

デューン 砂の惑星PART2のヘイヘイのレビュー・感想・評価

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
3.8
観る前に緊張する映画って中々ないのですが(最近だとTENETくらい)、久しぶりに始まるその瞬間まで緊張した作品でした。
仕事終わりにわざわざ池袋まで遠征しIMAX GTで鑑賞。終わり0時なのにほぼ満席!

鑑賞中は珍しく飲まず食わずで集中しきり、+砂漠の惑星なこともあり、めっちゃのどかわいた😱

一つ言えるのは、映画館で観ないと伝わらない作品だなぁと。あの音圧が心地よくなってくる感覚。画角がフルになった時のバキバキの鮮明度は鳥肌ブワッと。ただ、同じシーンで切り替わりが激しいのはやっぱり気になる。。

お話はあえて触れませんが、みんなpart2絶賛の中、個人的にはPart 1の方がヒリついたんだよなぁ。

長くてつまらない、導入で終わるって意見が多いけれど、創り上げられた世界観、アトレイディス家への奇襲、オスカーアイザック父さんの最後の抵抗、ハルコンネン家の嫌悪感とかかなり燃えた。容赦なくポール側の仲間達がやられてくのもすき。

中国の王朝の変遷においても、没落した側の王家の扱いは相当過酷なものであったと。拷問され四肢を切られ…色々怖い話を高校の世界史の教師が教えられ、王族になんてなるもんじゃないなぁって感じたのを何だか思い出しました。

以下、part2の内容触れます。



















と前作でハルコンネン家への復讐心を煽りまくった割に、part2終盤の敵討がやけにアッサリしすぎでもっとカタルシスをくれよ!っと不完全燃焼。ラッバーンがアホみたいに簡単にやられ。原作がどうなのか知らないですが、いきなりアラキスに参上して一瞬で降伏する皇帝も無能おじいちゃんにしかみえませんでした。

サンドワームの突撃も燃えるんだけど、最後の決戦をもっと観たかったし、あのちゃちい2人の決闘は何だったのか。。何だか決着よくわからんし。その前に白黒世界の圧倒的なスケールの決闘を見させられてるので決着がショボすぎてズッコケました。(※全て原作未読素人の勝手な個人的感想です)

白黒世界の造形は思わず惚れ惚れ😇泥のような花火とかはセンスオブワンダー感じました。
ヘイヘイ

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