向いている人:
①ライトな映画が見たい人
②「自分らしい生き方」への憧れがある人
チネマットオンライン試写会で鑑賞しました。
父と暮らしてきた主人公・愛ちゃんが、ある日「聖子さん」という人と出会って、それまで知らなかった人生を知っていく物語です。
「主人公のモノローグ」で物語が進行する作品は、ともすると押しつけがましい印象になってしまいがちですが、
この映画は、主人公のモノローグをとてもうまく使っていました。画面に映し出されていることとモノローグのギャップに胸がギュッとなります。
所々挟まれる早回しの映像もコミカルで素敵でした。
自分らしい生き方を探す愛の物語はとても、シリアスながらハートフルで、クスッと笑えるディテールに満ちていました。
主人公と聖子さんが見る映画たちのチョイスに思わず笑いました。監督の好きな作品なのでしょうか?笑
主人公が話すとき、話題が思い浮かばなくてとりあえず矢継ぎ早に頭に浮かんだ言葉を話すシーンとか、リアルだなと思いました!
リョウ君の距離感の詰め方が独特でしたね笑
今年の邦画、シリアスめの作品が多かったのですが、こうしてライトに楽しむこともできる作品があるのも嬉しいですね。
是非劇場でご覧ください!