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笑いのカイブツのwoosのレビュー・感想・評価

笑いのカイブツ(2023年製作の映画)
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シネ・リーブル池袋にて鑑賞。
2024年新作劇場鑑賞2作目。
客席は8割くらい。
テーマ「笑い」

[全体として]
一般的な人くらいにはお笑いが好きだし、ラジオ大好きおじさんの自分としては、普段から実はとてもお世話になっている存在の「ハガキ職人」にスポットを当てた、しかも実話ベースの話なのでとても気になっていた。
お話的には伝説のハガキ職人「ツチヤタカユキ」の同名私小説を原作とする作品。

[良かったところ]
コミニュケーション能力が全く無い人が、やりたいことで何とか生きていくという描写がとてもリアルで、観ていてとてもいたたまれないというか、共感性羞恥を刺激される描写が続くので、人によってはとても辛い映画になっていると思うし、全く好きになれない人も多いと思う。
ただ、この地獄のような青春映画はとても心に刺さるし、こういう人ももう少し生きやすい世の中になればいいなと思う。

[気になったところ]
主人公にとって良いことや嬉しいことも沢山あった筈なのに、そこの部分のドライブ感というか、絶頂感みたいな演出がもっと有れば良かった気がする。


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こんな人いたんだなぁ。
放送作家の世界も奥深い…。
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