このレビューはネタバレを含みます
テンポ良くハッピーエンドで、観やすい映画だった。
阿部寛、清野菜名、岡部たかしあたりが好きな俳優さんなのでそれもよかったな。
パワハラ気質だけど根は優しくて刑事バカで最後は楽しそうにドラム奏でちゃう阿部さん、どれも素敵だった。
発言行動だけでなく服装からも昭和が感じられてよき…
なんでもシャツインしてるのかわいいよー。
阿部さん、体格や濃い顔立ちが亡くなった父に似てて、父もパワハラ気質ありつつ憎めないというTHE昭和、な男だったので
個人的にそんなことも思い出しながら観た。
警察もサラリーマンなんだなーとか、みんな置かれた場所で頑張ってるんだよなーとか、ちょいちょい考えさせられるシーンも多々あったな。
ただやはり、2時間でここまでの内容詰め込むのは無理あるなーとも感じた。
個人的には2時間なら、やっと異動を受け入れて演奏をするとこくらいまでかなー
30年刑事やってたパワハラおじさんはあんな急に謝ったりできんと思う…
群像劇ぽくして、阿部さんをはじめとする各キャストの心情変化を丁寧に描いていくドラマにしたほうがより面白そう。
細かいこと気にしない、ベタでハッピーエンドが好きな人には超おすすめ
