このレビューはネタバレを含みます
1964年には関東軍の化学兵器について映画ではっきり触れられたのに、80年経ったいまの方が映画に描かなくなっているのだ。描くと都合が悪くなっているということだから戦争は近いだろうね。
冤罪を日本は…
熊井啓監督の監督昇進第一作(監督デビュー作)である本作は、真実を追求しようとする後年の熊井啓監督作品に通じる映画であり、傑作‼️
初見は、学生時代のACTミニシアターだったが、久しぶりに観た。
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警察や検察のどうしようもなさはこのころからか…足利事件や袴田事件を思い出す。
帝銀事件というのはなんとなく知っていたけど、731部隊や米軍が絡んでいるのは知らなかった。単なる強盗殺人ではなく戦争が密…
1964年 モノクロ 108分。「帝銀事件」の発生から捜査・裁判まで。1948年帝銀椎名町支店に現れた男が「赤痢対応」と偽って行員らに薬物を飲ませ 12人を毒殺、現金や小切手を奪って逃げた。旧731…
>>続きを読む1948年の帝銀事件で、警察と検察の杜撰な捜査で犯人にでっち上げられ、死刑囚になった画家、平沢貞通さんの物語。警察、検察による証拠の捏造、自白の強要は吐き気がするほど悪意に満ちており、とにかく平沢…
>>続きを読む第二次世界大戦とこんなに関わりの深い(という描き方がされている)事件だとは知らなかったので、事件の全容を含めてゾッとした。731部隊の話が出てきた瞬間は鳥肌が立った…
記者たちの目線で、時代性、被害…