このレビューはネタバレを含みます
東京浅草戦後の群像。仁義なきの面子いっぱいパーティ。監督中島貞夫。
ベラミ事件という実際の組同士の抗争がモチーフだが、事件おこしたホンモノの組を刺激しないよう時代や場所を脚色したとか…怖すぎる。
ジ…
山口組三代目組長を銃撃したベラミ事件が元ネタ
って、これ観て調べて初めて知った事件でしたw
流石に組を刺激するとして、時代を大正、場所は浅草に変更したらしい。
そりゃあ事件の翌年公開だものね(笑…
ベラミ事件をモチーフにしてるものの
時代は違うし、実録とは違うところが気になるけれど、それは仕方ない事かも。
鳴海清が、菅原文太なのか清水健太郎なのかもね。
そこ大事なところかと思いきや、そこをぼか…
出自に悩む青年。消えゆく命。
鶴田浩二のいる『仁義なき戦い』のような面子。だがいかんせん長くていっこうにテンポが出ない。乗れない。やくざ映画の曲がり角か。終わりの近さを感じて往時の勢いはない。
白塗…
全体を観ると、少し助長な部分がある。それでもスコアを高くしたのは、ラストにある無常感である。
中島監督は、どこか職人的な監督という印象がある。だが、時々観せる映像美ともいえるショットに、作家性を感じ…
ヤクザの対立抗争劇に巻き込まれて、無残にも踏み潰される若者たち。無軌道なヤクザ愚連隊の青春群像劇であった。中島貞夫監督は疲れていたのだろうか、この作品は、焦点が定まっていなくて、リズムが悪かった。残…
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