「クソ邦題に反して意外に普通」と話題の（※私の周りで）映画を観ました。
このタイトルとあの導入でコメディじゃないんだ……。
お話の方は舞台劇でも出来そうなワンシチュエーション・パニックスリラー。操縦士が急死してしまった軽飛行機という密室状況の中で「一難去ってまた一難」な場面が展開されますが、状況が状況だけに本当に致命的だとどう言い繕っても死ぬせいか危機というよりトラブル（伝わる……？）の連続という感じで、単調という声があるのも分かるような気がします。
まあ実際、ちょっと盛り上がりには欠けるかなというきらいはありますが、ヒステリックにわめくようなシーンや引き伸ばしのために足を引っ張らせるような展開も無いのでわりとテンポよく観られる作品だったのではないかと思います。（主人公の女性はちょっとバカっぽいんですが）
ツッコミどころ（というかなんかひと言言いたくなるシーン）も多いので、複数名で「ああ～～」「いや無理でしょw」「言わんこっちゃない」等々ワイワイ言いながら観るのに向いている映画かもしれません。
……しかしこの邦題、「元タイトルままのカタカナだったら観なかったかも」という意見も目にしましたし（多分それはそう）、なんだかんだでまんまと鑑賞してしまったわけなのでもしも注目度を計算しての事だとしたらなかなか策士ですよね……w
