Solo1968

ブロークン・ハート・ギャラリーのSolo1968のレビュー・感想・評価

1.0
ストレンジャーシングスにおける
Billyというキャラクターを演じ、魅了した 彼の出演作品という事と、パッケージのネオンの色味?に惹かれて鑑賞。

50代半ばのオヤジが観てもなかなかピュアな人で無い限り、何かしら作品からもらうプラス要素は極めて少ないと思う。

時代感問わず 世間一般におけるラブコメ作品自体にそもそも好意や興味の無い自分はなおのこと。

何とか意地で最後まで見終えたものの、開始二十分から最後までずっと??や違和感が残った点は下記要素。

◯主演の女性のキャラクター設定が今ひとつ掴みにくくく、異性という事を差し引いてもなかなか感情移入しづらかった。
◯アメリカの若者同士で交わされる皮肉やきつめのジョークの掛け合いが、これまた和訳では全くわからず。理解できたのはしょうもない下ネタのやり取り程度。
それに笑えるような感覚を持ち得ていないため
◯ポップなラブコメとして潔く展開すれば、それはそれで良かったと思うが、あまりこの手の作品に必要とも思えない?ような洒落た構図や場面がアンバランスに差し込まれ 作品の空気感がなんだかはちゃめちゃで統一感が感じられず。
◯主役二人の関係性に関しては、ジャケットからして展開は観る人100%が予想するもので、もちろんそこまでの心の変化やトキメキを素直に感じられる感覚の持ち主には、そこそこ楽しめるかもしれないが、自分は持ち合わせていないので、マイナスというわけでではないが、何も感じられない無感覚。ラブコメにおいて、どちらのキャラにも共感出来ないのは、これ楽しめるわけがない。

◯主人公の女性を全く別の一流セレブがやったとしても恐らく シナリオが薄っぺらいのできっとそこまでの変化もないような気もする。

最後に思う事は

Billy役の彼はもっと様々な映画のオファーとか来てもっと素敵な作品に出て、どんどんビッグになっていくように思ってたが、今のところ エルビスにちょい役で出たきり。そして本作においては上記のような感想なので、個人的には彼の今後のサクセスを期待して応援したい中、本作は彼のキャリアにおいては、ステップアップというか、足踏み程度だったかなと。
Solo1968

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