☆は保留や対象外とかではなく「0」です。
「自分を面白いと思いこんでいる人」がやるギャグを次々見せられてるみたいな感じのサムさもまあ大概キッツいんですけど、そもそもキャラクターの行動や脚本に起承転結的な連続性や「納得感」が薄く、シーンシーンがぶつ切りで普通に「よく分からない話」としか見えないのが物語として厳しいな、と思いました。
あと監督が舞台挨拶で語っていた事を書いた記事を読んだ感じ、どうも「特撮番組に対して斜に構えた子供が言いそうな事」が発想の軸になっているらしく、何か全体から「どことなく小馬鹿にしてる」感が漂ってた由来はここかーという納得感があったり。監督、ウルトラマンとかろくに観たこと無いんだろうなあ……。
プロデューサーがインタビュー記事で言っている「意図が伝わらず驚いた」とかいう発言も、それ制作側が驚く所なんだって驚かされましたね。
やっぱりね、何かを軽く見て作られてる作品って、なんか「楽しく」ないんですよ……。
名だたる名俳優が顔を揃えているだけに、本当に残念な作品だったなと思います。