DAU. 退行に投稿された感想・評価 - 4ページ目

『DAU. 退行』に投稿された感想・評価

Yuhi

Yuhiの感想・評価

5.0

隅から隅まで充満した圧倒的な狂気。ソ連時代の閉塞感と暴力、セックス、ファシズム、優勢思想、恐怖、粛清がミックスされ壮大な黙示録を構成する。ソ連時代の悪夢を壮絶に表現し、人間の暗部を明るみに引っ張り出…

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Ray

Rayの感想・評価

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帰り道通りがかった焼肉屋の軒先に、提供している部位の名前(肩ロース、耳など)が並んでるのを見て暗澹たる気持ちになってしまった。

「「左の頰も差し出せ」というのはあまり道徳的とは言えない」
ここまできたら次も観ないと気が済まないけれども、今から既に憂鬱である。
内容どうこうというより、長さ。
観ますが。
paansan

paansanの感想・評価

3.5
めちゃくちゃ体力使うけど見てよかった。何も残らない、残らなくてその歴史の延長線上に我々は生きている。

"共産主義は宗教だ"

個人がいかに全体主義に呑まれ敗れるか。進化するために退行する6時間、作品がまとう熱量と生々しさにタジタジ。すごく疲れるけど退屈はしない。だが、到底楽しめたものじゃない常軌を逸…

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Tomo

Tomoの感想・評価

3.0

💥DAU.計画からみるソ連の退行💥



ナターシャ編の10年後となる1960年代後半。フルシチョフ時代を経て、スターリンが築き上げた全体主義社会は崩れだしていた。


っていきなり10年も飛ぶの❗…

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叫び

叫びの感想・評価

3.8

やっとサブスクに登場。6時間もある映画を映画館で観賞できるわけがねえ。ナターシャは映画館でみたけど。あいかわらずはしゃぐ市民のシーンで飽きてしまう。会話もなんだか前時代的で眠気マックス。中盤から終盤…

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dokin

dokinの感想・評価

3.0

DAU, ソ連の全体主義を総括するシリーズ2作目、観ましたとも6時間。
一作目のナターシャ同様、研究所や専用食堂の皆さんの乱痴気ぶりにはうんざりで、こんなんじゃ研究所お取り潰しも止むなしだろ、とも思…

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作品の成り立ちからしての“規格外のヤバさ”を目撃したいという目的のために「見てしまった」感があり、面白かったかどうかというのはもはや二の次三の次、いや四の次か五の次どころか寧ろ面白くはない、というの…

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具体性がない、ドラマとは呼べない日常風景の連続なのになぜか見入ってしまう。DAU.とはあのダウのことなんだろうか。とても長い道のりだったのに、解放感や爽快感は一切ない。

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