隅から隅まで充満した圧倒的な狂気。ソ連時代の閉塞感と暴力、セックス、ファシズム、優勢思想、恐怖、粛清がミックスされ壮大な黙示録を構成する。ソ連時代の悪夢を壮絶に表現し、人間の暗部を明るみに引っ張り出…
>>続きを読む"共産主義は宗教だ"
個人がいかに全体主義に呑まれ敗れるか。進化するために退行する6時間、作品がまとう熱量と生々しさにタジタジ。すごく疲れるけど退屈はしない。だが、到底楽しめたものじゃない常軌を逸…
💥DAU.計画からみるソ連の退行💥
ナターシャ編の10年後となる1960年代後半。フルシチョフ時代を経て、スターリンが築き上げた全体主義社会は崩れだしていた。
っていきなり10年も飛ぶの❗…
やっとサブスクに登場。6時間もある映画を映画館で観賞できるわけがねえ。ナターシャは映画館でみたけど。あいかわらずはしゃぐ市民のシーンで飽きてしまう。会話もなんだか前時代的で眠気マックス。中盤から終盤…
>>続きを読むDAU, ソ連の全体主義を総括するシリーズ2作目、観ましたとも6時間。
一作目のナターシャ同様、研究所や専用食堂の皆さんの乱痴気ぶりにはうんざりで、こんなんじゃ研究所お取り潰しも止むなしだろ、とも思…
作品の成り立ちからしての“規格外のヤバさ”を目撃したいという目的のために「見てしまった」感があり、面白かったかどうかというのはもはや二の次三の次、いや四の次か五の次どころか寧ろ面白くはない、というの…
>>続きを読む© PHENOMEN FILMS