この監督さんは「赤い砂漠」で好きになったので、モノクロはちょっと残念。でも始めからカメラいいなあと喜んでたら、サンドロ、婚約者捜索してるのにすぐ綺麗なお友達にチューしてびっくり。細いソフィアローレン…
>>続きを読むごつごつした岩の肌理が殊更強調されるでもなく(例: 『砂の女』)、それは一人の女性が忽然と姿を消す場に過ぎないにもかかわらず、我々の感覚にダイレクトに訴えかけてくる。確かに、 イワークの岩感ヤバいし…
>>続きを読む全てが明らかになる映画と違って、全てが曖昧なまま終わってしまう。アンナの失踪はなんだったのか、アンナを裏切ってまで情事を重ねたクラウディアとサンドロの愛は本物ではなかったのか。愛の不毛三部作一作目と…
>>続きを読む二人が疾走した女を探しに行った先で、人気のない場所へ辿り着く。
二人がまたその場を車で去ると、カメラがゆっくり動き、教会?がそこにあった事が分かる。同じく使われていない様子。神さえも見ていない。
そ…
モノクロ映画ですが、太陽が昇ってくるシーンが眩しく感じるほど、美しかったです。
不倫ものではありますが、アンナが自分から失踪しているので、別にいいのではないかと思えました。というか、島で失踪するの…
傑作である。いや、傑作というだけでは足りない。これは重大な映画である。私はフェッリーニの「甘い生活」に接したときも、ついに映画はここまで正確に現代を表現する能力を得たのかと驚嘆したが、それと同じ時…
>>続きを読むアントニオーニいいな!!
恋愛、不倫ものなのにロマンスのかけらもなく、みんな「んだこいつ、うっぜぇ〜」って感情を噛み殺した顔をする所がいい。「ピアノを鳴らすな」って言われたときの掃除婦の顔とか、「愛…
アンナを探すワンシーンで、海辺に立つ人達の不自然な程にキマり過ぎている立ち位置に思わず吹いてしまった。バトル系アニメのオープニングかよ
モニカ・ヴィッティの表情や動きひとつひとつが可愛い。
終始…
愛の不毛 三部作①
不毛っすね。
離島で忽然と姿を消したアンナは、事故なのか失踪なのかわからぬまま...。
倦怠期だったとはいえ、アンナの行方を死に物狂いで探すでもなく、親友のクラウディアに言い…