今まで追ってこなかったマーベル作品だが、「トニーレオンが出るなら」と初めて見に行った。トニーレオンは苦悩の演技もアクションもさすがのかっこよさ。だが、全体的にアメリカンなテンションの高さについていけず、さらに後半からアバター的世界が繰り広げられて、？？となった。これはマーベルあるあるなんですかね…
物語としては、善悪の判断を失った父親とその息子との戦い。妹を助けるためにシャンチーがサンフランシスコを離れてマカオに行くまでは良かったけど、そこから村に行く際に謎の生き物と謎の俳優が現れ、さらに行き着く先がめっちゃファンタジーな村。いいところでファルコンが登場したのかと思ったら、龍だった。また魂を喰らう怪物というのは西洋的な存在なので（ハリーポッターかと）、なぜ中国の村に？とつっこんでしまった。あとお父さん、簡単に騙されすぎでは。
シャンチーの友だちであるオークワフィナがガイド的な役割を果たし（しかも運転がうまい）、合いの手を入れる感じがよかった。ミシェルヨーはいつまでも若々しい。妹役の女優さんは初の映画出演なのだろうか。めっちゃかっこよかった。
