冒頭、舞踏会で優雅に舞うシルクのスカートの西洋女性たちの足と、山道を工場へ向かう工女たちの足のカットバックが、この長大な物語のテーマを要約しています。制作当時大ヒットはしましたが、ドラマとして考え…
>>続きを読む原田美枝子目当てで鑑賞。
日本人なら一度は鑑賞した方が良い作品。
明治時代に製糸工場で働く工女達の生き様を描いた内容。
舞台は明治三十六年。
飛騨から野麦峠を越えて、製紙工場へ向かう少女達。…
いわゆる女工哀史。
明治時代(紡績が急激に伸びてる頃だから日清戦争後?)の出稼ぎに出る女性の話
大学の「映像に学ぶ労働経済」って授業で見た記憶がある。
あまり見てて楽しい映画ではな…
このレビューはネタバレを含みます
雪深い野麦峠を長い一列縦隊で越えて行く新子の娘たち、飛騨の寒村から生糸工場の信州岡谷に向かう一団、過酷な労働が待ち受けることを暗示する冒頭シーン。明治時代「富国強兵」の名の下に外貨獲得を底辺で支えて…
>>続きを読む様々なハラスメントが当たり前のように起きてた時代に養蚕業に携わった少女の話。
はじめてみた時は色々な意味で結構ショックが大きくてしんどかったけど、当時のことを知るには充分良い教材になると思う。基本…