衝動を抑えられない子供は必ず存在する。
ベニー役のヘレナ・ツェンゲルがその若さで演じ切ってしまうのが驚異的。
物語を最後まで見せる演技力。
すさまじい存在感だ。
ベニーがミヒャの子供(赤ちゃん)に顔…
このレビューはネタバレを含みます
クソガキの話。主人公に感情移入しやすいように作ってあるがクソガキであることには違いない。正直、この子が救われないことに福祉が足りないとか社会の理解が足りないとは思えず、できる限りのことはしていると…
>>続きを読む正直日本から見てると相当手厚く子供の人権最優先で整えられてるように見える児童福祉のシステムにあっても、教育とは子供の社会化を目的にしているものである以上、その社会システムに適応できない限りどうしても…
>>続きを読む声の大きい人がって言うけど大きすぎても。なんかベニーちゃん、よく分かるのだけれど。でも最後までああいった感じだったのは好感がもてました。(周りの人は大変ですが)
社会性ってどうやって身に付くのだろう…
どこまでも制御不能のもどかしさがつきまとってひたすら息苦しいのに、時折ふいにタガが外れるような開放感が訪れる不思議な映画でした。
具体的には主人公ベニーが一目散に駆け出す瞬間、彼女の背中を追いなが…
このレビューはネタバレを含みます
「ありふれた教室」に続くドイツ教育に関する映画。これもヒリヒリする内容だった。
コロコロ気が変わる母親も酷いが、周りの大人も薬をちゃんと飲ませろよと思った。
森の生活でも薬は外で吐けと言わんばかり…
凄まじくも素晴らしい映像体験でした
なんと言ってもベニー役のヘレナ・ツェンゲルちゃんの演技がとんでもなく凄すぎ
撮影終了してトラウマになってないか心配になるレベル
私自身も自分を抑える事が出来ない…
み、身につまされた……
話が進むにつれてとある別作品みたいだなと思ったらまんま同じ終わり方した。
子供が主体の話なのにどうしても「手に負えない」と「放っておけない」の間で板挟みになる大人目線で見て…
親の愛情次第で多少変わるかもだけど、根本的な解決策は見つからないなぁ、、
ミヒャはあくまで赤の他人だし、家族が1番なのは当然。
希望を持った人にも見放され、最後はあのラスト。
(フランダースの犬かと…
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