幼児期に受けた父親からの虐待によるトラウマから、異常にキレやすく感情の自制が出来ない特殊障害を持つ9歳の少女(ヘレナ・ツェンゲル)が主人公
彼女があたり構わず飛び散らせる凶暴なエネルギーの衝撃は並大…
あと何年かすれば隔離病棟に入れられてしまうかもしれない。そんなベニーは社会に受け入れられず、エネルギッシュに暴れ回る。確かに大人は、なす術もなく己の無力感に打ち拉がれる。
ただし、この映画はただ胸糞…
誰がために、そのシステムはあるのか。
「ありふれた教室」に続いて、ドイツ映画「システムクラッシャー」鑑賞。どうやら評判では胸糞映画だったらしいが、タイトル通り今、世の中に蔓延るシステムをぶち壊すよ…
親の愛情次第で多少変わるかもだけど、根本的な解決策は見つからないなぁ、、
ミヒャはあくまで赤の他人だし、家族が1番なのは当然。
希望を持った人にも見放され、最後はあのラスト。
(フランダースの犬かと…
大好きな母と一緒に暮らしたい。
愛を欲するベニーの悲痛の叫び、怒りや悲しみを浴びる。
何度も繰り返される苦しさと温もり。
無垢でコントロールの効かない怒りや喪失と交錯する大人の優しさと残酷さ。
…
圧倒的な魅力で演じきったベニー役のヘレナ・ツェンゲルに拍手。
たびたび出てくる病院で拘束されながらこちらを見つめる瞳が、忘れられない。
終始ハラハラしたし、護るべき存在だとわかってはいても対応する…
前評判でしんどい系映画の最高峰だと思って身構えて向かったが思ったより同情から距離が取れるような作りだったように思える。全然辛いより面白いが勝つ。それでもかなり気の毒な話だけど。サントラがほぼロックテ…
>>続きを読むまたとんでもない子ども映画が誕生した。
主人公は9歳の女の子。家庭環境の影響もあり、極端に攻撃的ですぐにキレてしまう。暴力を抑えられず、手に負えない問題児だ。
その裏にあるのは愛情への強い執着。
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