熟れない果実は苦い ****
若き日の性への衝動、とまどい。罪悪感・・・・。それはときに耐えがたいものとなる。ときは1928年、ミッド・アメリカはカンザスの小さな町。「皆が皆の顔と名前…
「草原の輝き」は、名匠エリア・カザン監督が、1920年代のアメリカ中西部を舞台に、青春の愛と性の苦悩を描いた作品ですね。
恋人に捨てられ精神錯乱になった彼女が、鏡の前で髪を切る。
教室でワーズワー…
このレビューはネタバレを含みます
「歳をとると若い頃の理想主義を忘れるが、その代わりに力を…」「私を汚したですって!!?!私を汚してもくれなかったわ!!!」「自尊心?!そんなものどうだっていいのよ、私は死にたい、死にたいの」「欲しい…
>>続きを読むメモ的に保存
ボリスカウフマンの撮影
精神疾患を抱える子供への親の対応、ニューディール政策、女性の性
歪なものへの対比構造
1928年カンザス州南東部。愛し合う学生の2人だが、子どもを作る…
個人的には親世代にも子ども世代にも共感できる部分があったので、誰も悪くない(もしくは、みんな少しずつ悪い)まさしく“悲恋”だったという感想。冒頭の「1920年代のティーンムービー」感は新鮮だった。…
>>続きを読む親子の関係性について共感した。
親は子供にとって良かれと思ってやってることでも、子供にとっては重圧でしかも的外れだったりする。
自我と格闘する年頃、特に親との関係で悩んだもの。
ナタリー・ウッ…
過去鑑賞
青春は切なく、結ばれない愛もある。
ナタリー・ウッドが限りなく美しく、ウォーレン・ピーティが、迷い、苦しむ青春像を見事に演じている。
「エデンの東」のエリア・カザンのもう一つの青春映…
バーバラローデンによる家父長制への異議申し立てが、孤高の闘いとして決着の日の目を見ぬまま放置される一方、メインカップルによるそうした抑圧との闘いは、呆気ない終焉または和解で幕を引く。
父的なものに対…