2024年2月以降はただのフィクションと思えなくなってしまった作品。始まりと終わりが繋がったとき、絶望感が残った。私にはブラックコメディとは呼べない。
紛争が日常の中に隅々まで入り込み、その地にい…
完全にウクライナ版1984ではないだろうか。ほぼノンフィクションに近い作品だし、この作品が公開された2018年から4年後、実際に戦争が起きてしまったため、この事態を予見していたといっても過言ではない…
>>続きを読むウクライナの、ロシア占領地域で何が起こっているのかを、克明に映し出した作品。
太平洋戦争直前の日本も、今作で描かれているウクライナも、似たような情勢だったのではないかと感じさせられる作品。悲痛な現…
同じく混沌とした状況を群像劇の形で描いた「ゴモラ」がふ菓子だとすると、本作は黒棒くらい中身の詰まったリッチな作品であり、映画として極めてよく出来ている
現実の異常な状況を映画的なシークエンスとして巧…
とんだコメディ映画なんだよね、しかも手間の掛かった。ずっ〜と、これでもかと冷蔵庫を順番に開けて不正を暴いている風に見せておきながら、裏に控える人間から賄賂を貰うブラックコメディさ。極め付きは、更に裏…
>>続きを読むドキュメンタリーなのかフィクションなのか分からなくなることもある程、緊迫感があった。
最も悲しかったのは、捉えられたウクライナ兵がドンバスの住民から虐げられる場面である。
8年前まで同じウクライナ人…