amaneさんの映画レビュー・感想・評価

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裸の診察室(2010年製作の映画)

2.8

最近よく顔を見るザンドラヒューラーがおり、興味本位で視聴。村上春樹的世界をねっちり撮ったらこんな感じ?

なんとなく、歯を磨きたくなった。

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.7

すさまじい。画角に映るもの以上の多くのもの、歴史そのものを描いた。

水深ゼロメートルから(2024年製作の映画)

4.0

四人の女子高生と一人の教師にやわらかく持ち合われている同じ価値観が、いつの間にかお互いを癒す。

バティモン5 望まれざる者(2023年製作の映画)

4.0

ここにいる人々は、わい雑な衝突を繰り返すと同時に、より大きな流動に翻弄されていく。各々が存在の基底とする文脈を異にし、共有することがない。

粛清裁判(2018年製作の映画)

4.0

ようやく観れました。
この映画を観た後では、「自らが決めている」とは口が裂けても言えなくなってしまう。
裁く者は、観覧者の顔をしている。

関心領域(2023年製作の映画)

4.2

この映画は何も特別なことはない。地球上どこであっても、まさに関心領域の内部で人は生活をする。

ほのめかすというのは、映像でないと不可能な技能かもしれない。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

4.2

前章・後章一挙放映で観ました!
浅野いにお作品は初めてでしたが、結構爽やかでよかった。

ミッシング(2024年製作の映画)

4.5

石原さとみの演技に神がかり的なものを感じた。
抜けることのない苦しみの中で、もがくしかないヒトの群れの中で、たしかに溶けゆくものはある。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.3

裁かれる者にとっては、法廷は大きな壁となり立ちはだかるだろう。真実の追究は、人を過去に縛りつけながら、時として人から本質的な洞察を奪う。

男前の弁護士中々よかったね

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.5

真実を可能な限り描こうとした意欲作。まったき真実を描いたとき、それは物語の体をなすことはない。やはり物語は人間の術である。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.2

コメディこそ、もっともよく真実を伝えることができる。

ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.7

ディズニーってキャラクターの動きめっちゃ可愛いよね。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

知らぬ間に変化は訪れる。
はじめに関係があり、後でその関係に名前がつけられる。父と子の関係が父子関係ではない。父子関係に絡め取られた2人が父と子になるのである。

人は父であるのではなく、父となるので
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.6

およそ他人とは思えなかった。
生活そのものを芸術とし、磨き続けることに取り憑かれた者は、何も彼だけではあるまい。

アウステルリッツ(2016年製作の映画)

4.5

対置と同質化により多くのことを浮き彫りにする。
そこにいる人々は、そこにあった物語(歴史)にとって、アウシュビッツに働いたSSと同じであり、SSからは最も離れた存在である。かつてこの場所には大いなる魔
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