三國

記憶にございません!の三國のレビュー・感想・評価

記憶にございません!(2019年製作の映画)
-
そうそう、これでいいよ。
東京で、一人暮らしを囲いながらじゃあとても観られなかったろうなあ。
こんな“やさしい世界”。
手放しに褒めたらバカにされそうだな。
でも難癖つけようとするのも、それはそれで、なんか、カッコ悪い。
議事堂前に人が押し寄せた1960年こそが国家のあるべき姿と言い切るほどに物事は簡単ではないけれど、「政治に失望」し切った大人がいうほど難しいもんでもないのかもしれない。
ともあれ、要はロイヤリティの問題だ。
病者の光学…、不幸と、引きこもり。
あり得べき国家のかたち(動的)。
なんていったら三谷に嫌味をいわれそう、うーん、やっぱりこの人の撮る感じはあんまり好きじゃない(笑)、ハッタリというか。
三國

三國