前知識ほぼゼロ、どこかで評判を聞いたので鑑賞。なんか、良かった。
前半は、映画というより、Music Videoみたいな、オシャレムービー(OM)作品かと思って見てた。OMとしては十分に質が高いので、全然見れちゃう。音楽も含め、こういうオシャレ青春インディーズ(OSI)映画な感じ、90年代とかに結構あった気がする。それの令和版か。あとブリングリングみたいな感じもある。
SNSの画面が、ダサい架空のものではなく、本物のインスタにしているのが地味に好感度高い。
ただ、スローモーションのパーティシーンがさすがに多すぎて、ちょっと飽きてくる。600万使って豪遊してる割には、どこに金かかってるのか全然わからなかった笑。
でも、最後まで見ると、ちゃんと映画だった。そして、謎に後味が良い。エンドロールに流れる写真たちが懐かしく感じられる。この心地よい読後感なんなんだろう。まだあんまり言語化できてない。
これ、演者自身にカメラを預けて撮れたものを寄せ集めて編集してるっていう、劇中でナガイくんがやってることが、まんまこの映画の作り方にもなっているのね。この手法が、ラストの懐かしさにつながった気がする。
門脇麦、成田凌はじめ、若手役者陣、みんなマジで良かった。
監督20代って、これは本当に凄い。
