“ありふれていて唯一の死”をめぐる異色作。
30代の華僑系タイ人監督ナワポン・タムロンラタナリットが虚実架橋しつつ描く死生観は、上世代に強い土着性が薄れ日本のそれとほぼ齟齬を感じない。
また透徹…
PFF京都のナワポン特集上映にて鑑賞。タイトル通り、死ぬ前日のワンシーンを描いたオムニバス映画。一番好きなのは4人の若い女子がホテルで飲んでるやつ。ナワポン作品はまず企画や切り口で面白そう!となり、…
>>続きを読むこれすごい…
人間いつ死ぬか分からないから、何気ない日常を大事に生きたいと思う、っていうありがちでチープな感想に落ち着くんだけど、本当にそうなんだもん。
チッチッチッチッという危機迫る秒針の音と…
真四角に切り取られた何気ない日常の風景の美しさに驚かされる。それはきっとこの映画が静かに、しかし強烈に「死」を突きつけてくるから。
刻々と増えていく数字が表すように、いつもどこかで誰かに死は降りかか…
「ハッピー·オールド·イヤー」のナワポン監督作品。
死に対する深い考察ではなく、死が周りにどんな影響を与えたかを軽い感じ描く。
この後、BNK48とかいうアイドルグループのドキュメンタリー映画を撮っ…
国立映画アーカイブ、ナワポン・タムロンラタナリット監督特集にて鑑賞。
ヒット作『フリーランス』に続く長編5作目で、大手資本と組んで制作した前作からの反動で、今回はデビュー当時のような制約のない自由…
「死ぬ前日」は今日かもしれないし、明日かもしれないし、10年後かもしれない。神のみぞ知る…ものではあるけれど、でも誰しもに必ず訪れる日であるはずで。
それなのに私たちは「明日死んだらどうする」という…
想像よりもずっと生々しかった
わたしが想像しているより、死ぬ前の日って「死ぬ前の日」って感じなのかもなあ
たびたび生活の中で思い出してしまう。
ずっと無心にお菓子を食べていたのにふと涙を落として…
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