ある朝の思い出の作品情報・感想・評価

ある朝の思い出2011年製作の映画)

Recuerdos de una mnaana

製作国:

上映時間:45分

3.9

『ある朝の思い出』に投稿された感想・評価

Cem

Cemの感想・評価

4.0

彼は誰にも相談せず消えてしまった。バルセロナのアパートで男は身を投げて自殺した。男の周辺に状況や思い出を取材するドキュメンタリー。

カラカラに乾いたバルセロナの街並みに建つ情緒溢れるアパート。チェ…

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初めの枝葉で感覚に対する確信に近いものを持つんだけど、対象が人や出来事になると張り詰めたものがなくなってしまうというか、内容自体は身につまされるのに上滑りしてしまう
プルーストの批評エッセー「サント=ブーブに反論する」の副題をタイトルにもってくるあたりも、センスがひかる。


去年の妻からのクリスマスプレゼント。

やっと落ち着いてパッケージ開けました。




初・ホセ・ルイス・ゲリン。

ヨーロッパ飛び降り自殺もの(?)は
去年末に名古屋のミニシアターでうとうと鑑賞…

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ある朝。男が自殺した。

彼と仲良かった者たちにインタビューしたドキュメンタリー。

良かった!
ネット

ネットの感想・評価

3.0

「人生で大切なのはコミュニケーションだ」と話してるおじさんの背後で、その友達の"ロバート・ミッチャム"が「俺も混ぜて〜」的に近づいてくるのかわいい。
チェロを弾く鼻ピアスの女の子もカッコよかった。佇…

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自己の認識している世界は自己で完結し、利害の無い限り周りの人の生活へは大して影響しない―。
そんな当たり前の事を気付かせてくれる作品です。

本作は監督の住まうマンションの道路向いのマンション、そこ…

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mi

miの感想・評価

4.2

人の死を過去のものに簡単に変えてしまうことをまざまざと見せつける日常という名の魔法。
1人の死を軸にしたときに、まるで日常に麻痺させられた人々のような切り取られ方がなされてるようで、やはりゲリンの不…

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向かいの集合住宅をヒッチコック「裏窓」の如く撮る。そこだけ様子が違う4階の一部屋に執着してゲリン監督はこの作品を撮り進める。

そこから身を投げた男について語る街の人の受け止め方が印象的。衝撃的で悲…

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ただの街を映しただけで素晴らしく見えてしまうからすごい。街の切り取り方っていうか…。流石。

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