自分にはない部分の人間だと思ったら意外と共感できる言葉もあって、そうじゃない部分もあって、その周りに自分がいるのはきっと大変だけど、それを支えたいとかどうにかしたいとか逆にどうも思わず近くにいるとか…
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"生きてるだけで、愛。"(2018)
>わたしは、わたしと別れることができない
寧子が津奈木に対し
「なんで私と3年も一緒にいられた?」と訊くシーン
津奈木は…
自分でも
鬱と、まともは
紙一重なんじゃないかって
時々考えるけど
やっぱり
ほんとに鬱の人って
自分をコントロール出来なくて
あたしは まだ
おかしくなりそうなの抑えたり、
人とまともに話できるか…
原作未読。
趣里の体当たりの演技が光る。
以前、舞台で見たときも、
体は小さいけど印象的だった。
・
主人公は引きこもりで躁鬱。苦しい。
分かるようで分からない。
分からないようで分かる。
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人の…
“自分の何かが見抜かれてる気がする。”
なんかわかる気がした。
いつ誰が鬱になってもおかしくないこんな世の中で生きてるから、きっとやすこの身に起きてること、感じてることは人ごとじゃなくて。一生付き合…
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鬱で過眠症でダメな自分でも、誰かに受け入れてもらいたくて、頑張るけどできない。
「津奈木は私と別れられるけど、私は私と別れられない」
自分を好きになれないって一番苦しい。
何も考えてないかもしれな…
余裕がないにせよ寧子の津奈木に対する態度とか言動には1ミリも共感できなかったけど
最後の場面で楽されるとイラつくっていう寧子の言葉にそれだー!ってなった。自分が熱量を持って一生懸命選んだ言葉に対して…
必死に生きて、もがいて、生きてた
主人公は生きることに一生懸命やった
私の好きな作家さんは憎悪も自己嫌悪も悲しみも喜びも寂しさも全て、全ての感情は恐れから発生していると言っていた
本当にそうだと思う…
(C)2018『生きてるだけで、愛。』製作委員会