なんかもうずっとシュール
欲望なんていうタイトルだからもっと熱いドラマかと思ったら静かにおかしな事が起こる変な映画だった。売れっ子の若手カメラマンが自ら撮った写真にのめり込んでいく。写っていたはずの…
まったり愛の不毛を描くイタリア映画とはまるで趣が異なる。久々に見直してみたがぼんやりした終わり方だったのは忘れていた(死体はどこにいった?)。60年代末のロンドンのくだらなさ(カメラマンのデビッド・…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
一応サスペンスのジャンルには分類されるが手触りは完全にアート映画。サスペンスなのにサスペンデッドな状況が余り持続しない。というか持続させる気がない。印象としては脱構築的?(表現としては多分間違ってい…
>>続きを読むやっと見た エロティックかつとんでもなくフェティッシュ 意味があるのだと何かを執拗に追い求めるけど叶わないまま、もどかしく満たされないまま、夢を見ていたみたいな……渇望を抱える若者と潤った早朝とのコ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
窃視と、そこから発見せるもの。
写真という記録技術と、再発見。
窃視者の頭の中に構築さるる関係性、妄想と現実の混濁。
一度見てしまえば、自らもその関係の渦─堂々巡りのようで時間は経過しつづけるスパイ…