終わり方は最高。この大風呂敷をちゃんと2でたたみにいくのは素晴らしい。
ただ、内容は、おそらく時代のせいだけじゃなく、杜撰さの目立つ作品ですな。（好きな人はこのレビュー読まないでね。）
前半から、デロリアンに乗せられ急加速しても全く慣性の法則を感じさせない犬(アインシュタイン)とか、リビア人に全く見えないリビア人とか、クオリティ低すぎる特殊メイクの両親やビフとか、コントみたいに見えちゃう。（現代でも過去でも"檻に入っている"叔父さんは笑ったけど。）
車で轢いて意識不明の人間を病院にも連れて行かずに家で寝かせて、起きたら起きたで「泊まっていけよ」って家族イカれ過ぎだろ。
ビフの性暴力はマジで酷いけど、それに対して暴力で対抗して、しかもそれを見た女が男に惚れるって展開は、時代のせいっちゃせいだけど、今見るとちょっと閉口しちゃうね。
まあでも、この映画での「現代」が1985年、「過去」が1955年で30年前。一方僕たちの今は2022年だから、1985年のほぼ40年後なんだよね。めちゃくちゃクラシック。そりゃー今見ると色々違和感あるのも、仕方ないのかもね。
近々、2も見るよ。
