はぐれた鳩を手当てする少年。鳩の帰りを待つ少女。ガラス越しに描く。フェンス。エレベーター。マンション。見上げる、見上げる。黒猫。聖堂。塑像。レモネード。屋上から飛び発つ。街のパノラマ。澄み渡った空。…
>>続きを読む[再生と希望についての物語、フランチシェク・ヴラーチル特集①] 99点(OoC)
チェコ・ヌーヴェルヴァーグの開祖的作品であるヴラーチルの長編デビュー作。個人的に大好きな監督の一人であるヴラーチル…
ヴラーチルのデビュー作にして、瑞々しさと不穏さの両面性が人間のように表現された初期衝動、超絶傑作。
少ない台詞に詩的な映像が、我が身体と精神を駆け抜ける。
バルト海とプラハの街、遠く離れた場所をつな…
空!海!街!
飛び立つレース鳩。
プラハの街。高層マンション。空を狙うライフルをもった傷心の車椅子の少年。最上階に住む芸術家。中庭に落下する鳩。鳩の帰りを待つ海沿いの町に住む主人。
マンションの…
あ、、素晴らしかった、、。
空間表現のダイナミックさと、画面の強度はアラン・レネの《去年マリエンバートで》に引けを取らないと思う、要するに全体的に凄かった。なんか、映画であまりこう思ったことはないん…
フランチシェク・ブラーチル、チェコにおけるベルイマンか黒澤明かってくらい濃密で文学的な作品を遺した監督だけど、この長編デビュー作からして不良少女モニカや酔いどれ天使並みに濃いのが凄い
この作品は行…