炭酸煎餅

オレの獲物はビンラディンの炭酸煎餅のレビュー・感想・評価

オレの獲物はビンラディン(2016年製作の映画)
3.3
ニコケが出ているヘンな映画。というジャンル……ジャンル?

アメリカ政府がビン・ラディンをいつまでも見付けられない事に業を煮やし、天啓を得て代わりに自分が捕えるべく完全に個人で勝手にパキスタンに乗り込んだアメリカ人の話……とだけ聞くとドタバタ素人スパイ物的な映画なのかな?と思いきや、これ実は主人公は実在の人物で、つまりコメディはコメディなんだけど実話ベースのお話なんだそうで。マジか……

そんな訳で主人公は単なるオジサンなので特に何か活躍するわけでもなく、中盤過ぎてようやくパキスタンにたどり着いても特に当てもなく日本刀をぶら下げて町をウロウロしてるだけで地味な事極まりないんですが、そこそこ展開に緩急があるのでまあまあテンポよく観れたように思えます。
時折出てきて「使命」を与える妄想上の神様(……いやでもあれビジュアル的にはキリストでは……?)がいい味出してましたね。

ニコケ担当の大塚明夫を始めとしてキャストの演技が楽しいので吹き替え版はおすすめかも。
炭酸煎餅

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