多分自分には合わないんだろうなと、期待してなかったんだけど、想像以上に合わなかった笑
画がキマっていてカッコいいとは思うし、カーアクションのところは凄まじかったんだけど、話が超退屈。
この世界に全く真実味を感じられなかったので、話がずっとどうでも良かった。バットマンが真面目なこと言えば言うほど、「いやお前のそのマスクなんやねん」と関西弁でツッコみたくなってしまうくらい、”コウモリマスクをしたダークヒーロー”という荒唐無稽な設定が荒唐無稽にしか見えなかった。
ダークナイトは好きなんだけど。何かが決定的に違うんだよね。悪い意味で、コミック感がないというか。これは耳とかマントとか余計なものが色々ついたコミカルなコスチュームなんだということを、もう一度よく思い出して欲しい。
そしてこの陰気なオッサンに全く感情移入できない。バイクとかひみつ道具とか、こんなウジウジしたやつが作るような代物とは思えないのよね。
そして作劇としても、なんか色々タイミングとか展開とか、高尚なフリして結構ご都合主義で拙いよね。そのあたりも含めて、スカしてるのにダサさ隠しきれてない印象。
暗い！長い！深くもない！
やっぱヒーローモノはもう見るのやめようかな。
映画と関係ないけど、昔仕事でアメリカに行ったときに、真っ暗な道を一人で歩いていたら、向こうからめちゃくちゃ体格の良い真っ黒な影が歩いてきて、すれ違うときにバットマンだと気づいたときはチビるほど怖かった。後からハロウィーンの日だと気づいた。あれが自分の中ではベストバットマン。
