全体としては良かった。楽しめた。
菅田将暉とヤン・イクチュンがバディってのがまず良いじゃない。ボクシング描写も、素人目にはなかなかサマになっていて、良かった。脇を固めるユースケもでんでんも良い。
ただ長いね。前後編合わせて5時間て。回想シーンがダレるのと、自殺フェス側のストーリーは全体的に苦痛だったな。こっち側は役者陣の質も数段落ちる感じ。少なくとも前編を見る限りは、菅田将暉側の話だけを90分くらいでやってくれるので全然良かったのにな。
あと異常に生々しい濡れ場も、この映画にそれ要るのか?ってのは思ったかな。
意外と笑える場面も多いし、画面は暗いけど登場人物は明るいので、全然楽しく見てられる感じではあった。