不穏な音楽と、
執拗さを感じる構図の映像美は、
まるでヒッチコック映画のよう。
人ならぬ目線からのカメラワーク、
白い巨大病院には、無数の赤い"EXIT"。
出口はどこにあっ…
カメラワークによってもたらせる(良い意味で)ねっとりとした気持ちの悪い視点。定点で撮影しても問題ないような場面で、あえて不自然にキャラクターを追いかけたり、奇妙な距離感を保ったドリー撮影が目立ったり…
>>続きを読む自分が映画の感想を書くときに執拗に引用する「籠の中の少女」の監督、ヨルゴス・ランティモス監督作品。
まさかのビガイルドと同じコリン・ファレルとニコール・キッドマンのタッグ。
自分の子供でもない少…
前知識ゼロで鑑賞。
『籠の中の乙女』『ロブスター』と比べて一番好き。ランティモス作品は3作目。
注目のバリー・コーガン君は、ダンケルク観てないのでおそらく初めて見る作品。素晴らしい演技で、なんとも…
脇毛見せてって言われて
イイヨって見せるコリン・ファレル、
全身麻酔のポーズが素敵な
ニコール・キッドマン、
どこか目の焦点が合ってないヤバい人たちを
イキイキ演じる二人を従えて
本当にヤバい人にし…
ある少年が人を死に追いやる悪魔の実を食べ復讐をする話。
この監督の作品は初めて見たけど、
なんとも不気味で変な作品。
手術ミスで亡くなった遺族から呪いをかけられて、自分の子供の足が動かなくなると…
”正義に近づいているのは確かだ”
* * *
前作『ロブスター』ですっかりハマったヨルゴスランティモス監督作品。
彼の作品はキューブリックの影響が色濃く、不条理で理不尽なものが多い。
で、これまた奇…
悪役的な子が次どう出るのかっていうのが気になって最後まで興味が持続されてみれたし、嫌いじゃないしなにも文句がないけど、それ以上のものもなかった…
不快不愉快と言われている割には淡々としてて見やすかっ…
ラストシーンまでひたすら不穏で不気味で不快。
静かなシーンが続いたと思ったら、大音量で音楽が流れ出し、主人公と共にどんどん精神的に追い詰められた。
目から流れる血、髪の毛、足へのキス、聖歌隊、鹿と見…
出てくる登場人物一人一人が体温を感じられない。気持ち悪い。最後まで張り詰めた途切れることのない緊張感。言われてみればカメラワークにヤられていた。
映画は自由。表現は自由。気持ち悪い鳥籠から抜け出せ。…
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