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スウィートホームのプライアのネタバレレビュー・内容・結末

スウィートホーム(1989年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

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間宮という有名な画家が住んでた屋敷は幽霊屋敷化してた。
そこにTV関係者5人が取材で入り込む。
カメラマンの古館が庭の供養塔を壊し、悪夢がスタート。

まず霊感の強いレポーターの福美が霊に取りつかれ、
古館は霊に焼き殺され、福美も落下して来た斧で死亡。

さらに山城の娘・NOKKOが霊にさらわれる。
山城と信子は近所の老人・十三から屋敷の秘密を聞く。

息子が焼却炉にいるのを知らずに焼き殺した夫人が発狂し、
近隣の子供をさらってそこで焼き殺し続けたんだそうな。
それが近隣住民にバレると、今度は自らそこで焼け死んだ。

古館に息子の供養塔を壊され、夫人の霊が怒りで蘇った。
十三は「心の力」を使いこなし、見事にNOKKOを救出。
でも自身は夫人の霊に焼き殺されてしまった。

3人は屋敷から脱出を試みるが、再びNOKKOがさらわれる。
山城と信子は一旦脱出に成功、が山城は屋敷に一人戻る。

信子は信子で、供養塔下の息子の死体と共に屋敷に戻る。
で心の力を唱えながら、姿を現した夫人の霊と対峙。
そして見事にNOKKOを救出、しかしやまない夫人の攻撃。

するとNOKKOが夫人の息子の死体を夫人に差しだした。
それにより急におとなしくなる夫人。そして急に成仏。

こうして2人は脱出に成功。山城もちゃんと生きてた。
ってか信子とNOKKOが頑張ってる間、何してたの?w
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ホラー映画は怖いので基本的に見ない主義やけど、
この作品はもう30年くらい、ずーーーっと見たかった。
理由は簡単、好きなNOKKOが女優をした唯一の作品だから。

CSで放送がないか毎月毎月確認して来たが、一切なし。
何で?と思って改めて調べてみると、権利の関係っぽい。
DVD化もされてないし、永遠に放送されることもなさそう。

でも何と素晴らしいことに、YOUTUBEにあった!
ということでついに見ることができた。


ホラーとは言え、全然怖くなくて良かったわ。
今の時代の感覚からは、いい意味でチャチくて怖くない。

突然大きな音が鳴るとか、突然何かが大写しとかも無し。
最後の間宮夫人の霊は結構グロテスクで少し怖いけど、
遠くの方から徐々に近づいて来てくれる。実に親切w

待望のNOKKOも、専業じゃないから演技はうまくないが、
昭和の娘のぶっ飛んだ感じが最高。多分、地やなw
色々古臭くて、懐かしいもの好きの心が満たされたわ。

あと信子が格好良過ぎる!
中盤くらいまでは山城が主人公なのかと思ってたが、
終盤は信子の一人舞台(+少しだけNOKKO)やった。
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