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ジャック・リヴェット、夜警
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『ジャック・リヴェット、夜警』に投稿された感想・評価

菩薩

菩薩の感想・評価

-
リヴェット、顔はどことなく植木等に似てるのにめちゃくちゃ責任感強そうで流石だった。確かに知的な受け答えが続くが、ゴダールやトリュフォーよりも聞かれた事に答える、しかもなるべくなら分かりやすく伝わる様にと徹底されていた気がする、さすが兄貴。いくら夜警だからってそんな夜景も見えなさそうな寒空な下で撮らんでも…と思ったら案の定寒そうで可哀想だった。凱旋門近くの車道をゆっくり歩き過ぎて後続の車に煽られるとこスリリング過ぎる、クローズアップが撮れないリヴェットの顔に対する露骨な寄りに爆笑。大島渚に対する言及がありましたな。『狂気の愛』めちゃくちゃ観たいですけど…。ゴダールとは正反対の女優との距離感。50年前は90分で撮れた道程が今は3時間を越す、なるほど…。
クレール・ドゥニが撮ったジャック・リヴェットのインタビュー映画だけど、シーンに結構エリック・ロメールっぽいところが多かったのが個人的に面白かった。

でも話がかなり長い箇所もあり、途中で耐えられず軽く気絶してしまった。
ooospem

ooospemの感想・評価

4.0
大好きなパスカル・オジェ出演『le pond du Nord 北の橋』で、パスカルがライオン像の周りをぐるぐる走り像に向かってガッツポーズして去るシーン、あのシーンを差し挟む前後にセルジュ・ダネーはリヴェットに、あのライオンは幸福感に満ちており良いシーンだと述べる。困ったような泣きそうなような顔でリヴェットは延々と続くダネーの批評を聞く。かと思えば映画への想いについて、自分自身の立場について、『セリーヌとジュリーは舟でゆく』を見た地球の反対側の若い女の子から手紙をもらった話について、恐ろしく個人的な観点で彼の言葉で語り始める。その言葉はダネーのそれのように客観的でなく、すこし自己中心的で、子どものように素直で、美しく、澄んでいる。作品群の柔らかな質感をそのまま物語る。その話ぶりを見る私は、フェリーニ的に大衆を巻き込む映画愛ではなく、個々人の心のやわらかい部分にそっと光を当てるように撮る人なんだなと感じる。もっと彼を知りたい。もっと彼の作品を観たい。

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