【1956年キネマ旬報日本映画ベストテン 第5位】
竹山道雄の同名小説を市川崑監督が映画化した作品。1985年には同監督、中井貴一主演で再映画化されている。ヴェネツィア映画祭で受賞、アカデミー賞外国…
日活の旧作観てる中ではダントツで良かった。他に好きな作品に出会えてないだけかもだけど。
歌うシーンに歌を聴かせる以外の目的が詰まってて、その構図が面白かった。この作品ならではのコミュニケーションが…
市川崑作品は初鑑賞で、原作も未読。
哲学的なテーマを上手く作品に落とし込めてると思った。
戦時中の捕虜収容所は、「捕虜と看守の友情」「思想の対立」「脱走計画」などなど、描くことが山のようにあり、戦…
ビルマで僧になった日本兵、水島。みんなで元気よく歌を歌うところが良い。ビルマの原風景を感じる場面も多く、もうこういう映画は撮れないだろうなぁと思った。カットの切り替え?が唐突すぎてびっくり。竪琴の音…
>>続きを読むビルマに進撃した日本軍、戦場で奏でられる美しい竪琴の音色は殺意さえも打ち消し癒していく。放置される同胞の遺体、全て供養するまで帰還しないことを決意した僧侶。自己の復帰よりも結果の慈しみに重きを置いた…
>>続きを読む大昔に観ましたが、U-NEXTトライアルで再鑑賞しました。モノクロなので煌びやかなはずのパゴダが白かったり、音が悪いため会話が聞き取りにくかったりしましたが、ストーリー的には何度観ても水島に感情移…
>>続きを読む1945年7月、太平洋戦争末期のビルマ戦役で井上隊長率いる小隊の面々は、水島上等兵の弾く竪琴に合わせて合唱しながら行軍していた。彼らは日本の敗戦を知り、武器を捨てて投降することを決意。しかし水島はひ…
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