このレビューはネタバレを含みます
(別媒体から感想を転記)
2022/11/02
東南アジアの奥地に暮らす白人の男。現地の女との間に生まれた娘を寄宿学校に入れたことで、男と娘の断絶は決定的に。生い茂る草木と夜の水面が画面を覆う。緑…
まず阿房宮という宮殿のお話ではないです💦
フィル友さんに教えていただいてよかったです🙏
オルメイヤーとか阿房宮とかなんだなんだと興味深かったのですが、内容は重く、一発当てようと東南アジアに来て結婚し…
2024/3/1
東南アジアの奥地、河畔の小屋に住んでいる白人男性オルメイヤー。妻である現地人女性との間に産まれた娘ニナを溺愛するものの、妻への愛情は微塵も感じられず、白人至上主義な考え方に閉口する…
シャンタル・アケルマン作品鑑賞11本目、これにて終了。
少しづつ観続けて来たアケルマン。
別格物で圧倒された『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』以上の作品には…
このレビューはネタバレを含みます
理想郷は存在しないということだ。夫婦生活も家族も。夫婦間で性愛関係はもちろんない。言葉が通じないからコミュニケーションも取れない。夫婦生活は機能していない。娘は寄宿学校に通い、「文明化」をする。しか…
>>続きを読む
東南アジアのロケーションだからかアケルマンぽくなくて新鮮。大きな川がありたくさんの木々が生い茂っている。青みがかった映像と心地よい自然の音はアピチャッポン作品を見ているようだった。
白人至上主義の…
父親オルメイヤーが凋落してゆく物語りと折り重なるように、娘ニナの自立が描かれた作品。
女性が1人で生きるには他者に隷属するしかない時代性を写していたと同時にニナの美しさによって周りの男たちが狂って…
文化果つるところと同じ様な話しだが、コンラッドの別の小説。こちらは本作と同年にマレーシアでHanyutと言うタイトルで映画化されているらしい(未見)雨や川の流れ、水上のリズム、光を取り入れた長回しに…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
独特なリズムで撮られた映画
これがシャンタル・アケルマンか
冒頭から最早変わっている、これ普通の映画なら間違いなくエンディングになる間合いでショットとショットが紡がれる
我が意を得たりというわけでは…