With a Little Patienceに投稿された感想・評価 - 3ページ目

『With a Little Patience』に投稿された感想・評価

MR

MRの感想・評価

3.6

強制収容所における"日常"をワンカット長回しで追った短編作品。職場風景の一部にホロコーストが当たり前のように存在するなんて異常としか言いようがないけれど、そんな日常が空想や想像の産物ではなく過去の現…

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ShionK

ShionKの感想・評価

3.9
何気ない生活から見る恐怖。ちょっとの我慢がちょっとの正しさを消し、人間のまともすらをも亡くしていく。実際にアウシュビッツ行ったときに感じた、雰囲気の匂いがした。

ネメシュ・ラースロー 監督の
「サウルの息子」以前の
わずか14分の 短編映画

森の中を歩いて来る女性
事務所内で机に着き
ブローチを気にかけながら
事務仕事を始める

その間
ずっと女性の顔の…

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客観が主観へ変わる瞬間。
未来都市とか恐竜登場とか、今まで散々使用されてきたカメラワークを、ホロコーストで表現した強さ。
そしてサウルの息子へ。
とっても短い映像なのにとても考えさせられる映画だった。
しかもワンカット。
男性から貰ったブローチに喜んでる姿からのホロコーストが行われている外が写し出される。とっても残酷。
o72

o72の感想・評価

4.5
ショートムービーの傑作。
痺れる14分間ワンショット。

なんてことない女性の、なんてことない一日。
そう、ホロコーストだって彼女にとっては日常。
Michael

Michaelの感想・評価

4.0

『ちょっとの我慢』

僅か13分の中に悲惨な現実を映像という表現方法の最大限の力を用いて描いている。

主人公の女性にとっては画面の中に映る光景はきっと全てが日常茶飯事。

恋人なのだろうか?誰かか…

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s

sの感想・評価

4.3
『サウルの息子』撮った監督のショートフィルム。『サウルの息子』と全く同じ技法で撮影されていて 『サウルの息子』と同じく現実を捉え、訴えるものは強烈。彼女には日常。

短編映画。
ワンカットで、ほとんどが女の人のアップ。

画面ではなく、周りの音で何が起こっているのかの状況説明をしている。

解説を聞くと、なるほど! の連続だった。

短編だし、youtubeに載…

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このレビューはネタバレを含みます

with a little patience(ちょっとの辛抱)

13分の映画は、一人の女性が部屋に入り、窓を閉めるだけの映画だ。けれど、ただそれだけでこの映画は大きな衝撃を与える。

冒頭にT.S…

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