With a Little Patienceに投稿された感想・評価 - 2ページ目

『With a Little Patience』に投稿された感想・評価

atsuki

atsukiの感想・評価

4.5

「生きても死んでもいなかった」という主人公は”話すこと”ができず、”見ること”もできず、ついには扉を閉めることで”聴くこと”をやめてしまう。その音がホロコーストであるとは知る由もないのか。だから『W…

>>続きを読む
まぁ

まぁの感想・評価

3.5

「サウルの息子」を…「別視点」で描いている…と…私は解釈…

タイトルが映されるまでの「長い時間」…ぞわぞわ感が…増した…

1人の女性がメインに映されるけれど…

「窓の外」で起こっている事は…

>>続きを読む

「サウルの息子」のネメシュ・ラースロー監督の短編。

描き方はあの映画と同様に、あるひとりの人物のクローズアップが中心で、周りの風景はぼんやりして音だけが聞こえる、、そして窓の外で、、。

やはり、…

>>続きを読む
サウルの息子と画作りとかが似ていて、同じ日の出来事の別視点という感じがでていた
窓っていう映画的装置を勉強しなければならないと強く思った。、

「サウルの息子」のラースロー監督が、サウルより前に撮った13分のショートフィルム。Youtubeで見られる。

技法的にはサウルの冒頭のような、人物を追いかける形の超長回しワンカット撮影。セリフはほ…

>>続きを読む
bathtub

bathtubの感想・評価

2.8

カメラワークが素敵ですね。台詞を一切使用せずに顔の動きと画面全体の使い方で、ドイツ政策をうまいこと皮肉っているように思います。

ホロコーストに限らず、人間は利己的だから、そりゃあ面倒そうなことには…

>>続きを読む

近々新作を発表予定の、ネメシュ・ラースローの短編。

短編とはいえ全編1カットで映し切る様はソクーロフのエルミタージュ幻想を髣髴とさせるし、加えて後のサウルの息子同様映像で限定的に見せることで逆に周…

>>続きを読む
hi1oaki

hi1oakiの感想・評価

3.6
ネメシュ・ラースロー監督による短編。
後の傑作「サウルの息子」の雛形であり習作。“あの手法”は10年位前にほぼ完成していたということか。
krnb

krnbの感想・評価

3.5

サウルの息子から
ユダヤ人側でもナチス兵側でもない視点のホロコースト映画は始はじめて観た。(ナチス兵の事務という間接的加害者とはいえ)
彼女のような「少しの我慢」で平和な日常を待っている人々に対する…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事