「生きても死んでもいなかった」という主人公は”話すこと”ができず、”見ること”もできず、ついには扉を閉めることで”聴くこと”をやめてしまう。その音がホロコーストであるとは知る由もないのか。だから『W…
>>続きを読む「サウルの息子」を…「別視点」で描いている…と…私は解釈…
タイトルが映されるまでの「長い時間」…ぞわぞわ感が…増した…
1人の女性がメインに映されるけれど…
「窓の外」で起こっている事は…
…
「サウルの息子」のネメシュ・ラースロー監督の短編。
描き方はあの映画と同様に、あるひとりの人物のクローズアップが中心で、周りの風景はぼんやりして音だけが聞こえる、、そして窓の外で、、。
やはり、…
「サウルの息子」のラースロー監督が、サウルより前に撮った13分のショートフィルム。Youtubeで見られる。
技法的にはサウルの冒頭のような、人物を追いかける形の超長回しワンカット撮影。セリフはほ…
カメラワークが素敵ですね。台詞を一切使用せずに顔の動きと画面全体の使い方で、ドイツ政策をうまいこと皮肉っているように思います。
ホロコーストに限らず、人間は利己的だから、そりゃあ面倒そうなことには…
近々新作を発表予定の、ネメシュ・ラースローの短編。
短編とはいえ全編1カットで映し切る様はソクーロフのエルミタージュ幻想を髣髴とさせるし、加えて後のサウルの息子同様映像で限定的に見せることで逆に周…
サウルの息子から
ユダヤ人側でもナチス兵側でもない視点のホロコースト映画は始はじめて観た。(ナチス兵の事務という間接的加害者とはいえ)
彼女のような「少しの我慢」で平和な日常を待っている人々に対する…