アー君

嘘をつく男のアー君のレビュー・感想・評価

嘘をつく男(1968年製作の映画)
3.0
最近は集中してロブ=グリエの映画ばかりみてはいる。

突き詰めると意味はあるかもしれないし、ないのかもしれない。ヌーヴェル・ヴァーグ全盛期の作品なのでカメラの動きや意味不明な即興性のカット等はおおよそ予想はしていたし、現在でも斬新かもしれない。

しかし戦後の権威に対してこのような方法論でしか大衆を煽動できなかったのであれば、あまりにも未来を継ぐべき次世代には失礼である。
アー君

アー君