男性の仕事が大丈夫なのか、家族は心配してないのかが不安になってイマイチのめり込んで見れなかった。本作のテーマに合ってない失礼な見方だったと思う。反省。
多分喜劇で、他の人の感想も見ると感情描写や話…
このレビューはネタバレを含みます
営業マンの男が仕事の道中で、未婚の妊婦に会い、列車の席や切符、色々と気にかけてしまい、ついには偽装結婚まで付き合う。気にしないつもりなのに結局は気にかけてしまうという男の心理の推移が、巧みな映像で同…
>>続きを読むやっぱりカメラ位置が微妙に低い。何度ジーノ・チェルヴィの頭髪が見切れたことか。それが運動とするには散漫な、腰に手をやる・タバコを用意する・ベッドメイクする、市井の人の仕草を捉えていく。
アドリアーナ…
ネオレアリズモ以前のイタリア映画の傑作。
口うるさい妻と小さい子供、失業中の兄と暮らすパウロは仕事のために列車で遠方へと向かう。混雑した列車でなんとか席を確保したが、たまたま出会った薄幸の若い女…
いやー素晴らしい。隠れた名画だわ。
的確な切り返し、クローズアップもバッチリ決まってる。後に引けなくなる嘘を巡ってのシンプルな喜劇だが、単純明快さゆえにこそワクワクが止まらない。そして幸福感だけにと…
男に逃げられた田舎育ちの女を勘当から救うためにたまたま道すがら出会った男が人肌脱いで旦那役、実家に帰るとなんやかんやでそこから抜け出せなくなるものの、真相はやがて明らかになり、男の説得で勘当は免れる…
>>続きを読むDVDイタリア映画コレクション(コスミック出版)。ようやくキャッチアップ。不覚にも何度か涙しそうになる。とりわけ、アルド・シルヴァーニの演じる頑固な田舎の父が事実を知ったときの動揺、怒り、それから平…
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大事なのは、家族だとか他人とかじゃないよね。
助けてくれる人。
心配してくれる人。
信じてくれる人。
「みんな敵だけど、あなただけ違った」
マリアはね、
敵の中で唯一の騎士に助けられて、
味方の…
最後のワンショットに全ての底意が込められている。
アレッサンドロ・ブラゼッティ
『雲の上の散歩』
ジェームズ・クラベルの『いつも心に太陽を』のように、その呆気なさでそれまでの感傷全て吹き飛…