自分色に染まる映画。
警察庁にある女性が侵入し、ノックの情報が奪われた。安室透（公安）と赤井秀一（FBI）が彼女を追うが取り逃がしてしまう。一方、東都水族館にやってきたコナンたちは記憶喪失の女性に出会う。彼女の正体は一体何者なのか?
コナンシリーズの中でも上位に好きな作品。まだコナンについてあまり知らないときに映画館で見て、あまりの面白さに興奮したことを覚えています。
序盤のカーアクションから派手で見応え抜群。ノックが黒の組織にバレて、バーボンとキールがピンチになる展開もハラハラして面白い。
そして、安室透と赤井秀一の共闘。映画館鑑賞当時は本当に誰か分からなくて、コナンの味方っぽいのに観覧車上で喧嘩してるし、意味分かんなかったけど、その後アニメとかで二人の間には因縁があることを知った。それを知ったあとでこの映画の共闘シーン見たら、めちゃくちゃ熱い。
…と最高なシーンが色々あるけど今作を傑作たらしめてるのはキュラソーとその顛末だと思う。何色にも染まる人間だったキュラソーが少年探偵団と行動をともにしたことで変わっていき、最期は自分の意志で…。ラストはコナン映画史に残る名シーンだと思う。
