ロブスターの炭酸煎餅のレビュー・感想・評価

めっちゃくちゃ歪んでてグロテスクな世界観で、いっそ共感を拒むような作りなのに何故か目が離せない、不思議な、というか奇妙な映画でした……。

出てくる人たちが何故か皆、「共通点」が無かったら「恋」は成立しない、という前提で行動しているように見えたんですけど、もしかしたらこの世界って、単に制度だけじゃなくて恋愛観自体がそういう定義になっている世界なんでしょうか？

決して好きな映画にはならないんだけど嫌いというわけでもなく心に残り続ける、そんな一本だったように思えます。