地味だが意外と面白い。イランでスパイ容疑で118日間投獄されたイラン系カナダ人ジャーナリストのマジアル・バハリの回顧録に基づく映画。
かなりヒリヒリした映画と予想したが、拍子抜けするような珍エピソードがある。脚色ありだが、どこまでが本当なのか?
風刺ニュース番組デイリーショーの司会でもおなじみジョン・スチュワートの監督デビュー作。のちに「スウィング・ステート」も撮ってる。
ガエル・ガルシア・ベルナル主演、キム・ボドゥニア、クレア・フォイ、ゴルシフテ・ファラハニなど意外と良いキャスト。
タイトルのRosewaterは尋問官ジャヴァリ(演じるのはキム・ボドゥニア)のニックネームだがそれは何を意味するのかと思いきや……
実話が元になっているのでバハリが助かるのはわかってるが、なぜスパイ容疑がかけられ不当に投獄され尋問拷問を受けたのか。
こんなこと言うのも不謹慎だが、実話が元じゃなければコントみたいな話で笑ってしまう、それこそサウスパークとかてやりそうなブラックコメディになり得てしまいそう。
でもこんなことで拘束され長期投獄されるとはイラン恐るべし。シャレにならない話。ロシアとかでもありそう(もう少しシリアスだったが似たような境遇を描いた映画あったな)
助かったのはよかったが、そのきっかけが……
半分以上が尋問室、時折妄想も混ぜるものの徹底的に地味だがなかなか面白かった(というのも語弊がある)
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