60年代を舞台にした60年代のようなフィルムワークで製作された一作。シンプルに孤児として育った少女の物語だと思っていたら、叔母さんから「ユダヤ人よ」と云われてコッチまでビックリした……というのは秘密…
>>続きを読む「イーダ」
〜最初に一言、大傑作。2010年から19年の間の10年間で公開された映画の中で、私が選んだ10本(ベストテン)の中の1本で大好きな映画である。冒頭からラストまで文句のつけどころがな…
かつて私が居た場所での私と私の物語。
叔母を繋ぎ止めるものがなくなったとき、彼女はああすることを決めてたんだと思う。ああできる日を夢見て全てに忍従して生きながらえて来たんだと思う。そうでもしなきゃ…
(ポーランド映画祭2013) 修道院で育てられた孤児の娘が自分の知らなかった両親の過去に辿り着くまで。ストイックな娘が精神的に自立した女性へと成長していく物語と受け止めた。また一つの時代から新しい時…
>>続きを読む白黒スタンダードの画面と極端に少ない台詞でも多くのことが表現できる、そんな映画の典型例。才能と信念があれば、観客の心を大きく揺さぶれます。
『コールド・ウォー』のパヴリコフスキ監督が、その5年前に撮…
このレビューはネタバレを含みます
なるほど。素晴らしい作品だ。
モノクロで静かで余計なセリフや説明がない。イーダちゃんの動きもとても静か。感情がほとんど見られない。でも自分がユダヤ人とわかったとき、おばさん死んだときにちょっと揺らぐ…
© Music Box Films 2014