完成しないことが完成と思える無形の芸術作品、それが映画『#ホドロフスキーのDUNE』なのだ。
様々な“オリジナリティ”の“オリジナル”はここにあった。
誰もかれもが情熱的に話すし、観てみたかったと…
夢物語。他人の夢の話にしては、絵コンテからキャスティングまでの映画制作のプロセスの話はおもしろい。
いろいろと誇張してたり、記憶が経年劣化してることがしっかりわかるから、おじいちゃんの持ちネタとして…
私には、評価するのは難しい
あの頃、実際に映画が作られていたら
どうなってたのかな?と考えて楽しむ
その為だけの作品の、ようにしか思えなかった
すごい作品なのに
あの時、こうなっていたら、が、好きで…
60年代当時のアートシーンなどについての資料を観ているとよく出てくる、ヒッピー崩れのアーティストが語る大言壮語な夢物語にしか感じない。
こういう精神世界を拡張するといった系の話は聞き飽きたし、当時は…
一発屋の映画監督のドキュメントって感じ。
伝説のクリエイター?
ホドロフスキーをこのドキュメントで初めて知るが、口上手で自慢話が尽きない。
ただの
「僕をもっと見て!凄いでしょ!」
って言ってる…
(リンチ監督のデューンを息子に連れられて観に行った際のこと)
「私は病人のようによろよろと映画館に行った
映画が始まった時には今にも泣きだしそうだった
観ている間に…
だんだん元気が出てきた
あまり…
このレビューはネタバレを含みます
前半はいかにドゥーンがすごかったかの話が延々と続いて、また作り直せばいいのに。と思っていたけれど、
集まった仲間たちとの話を聞くうちに、制作されるチャンスはその時だけだったのだろうと思いました。
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