たーぼー

スーサイド・ショップのたーぼーのレビュー・感想・評価

スーサイド・ショップ(2012年製作の映画)
4.6
元イラストレーターのパトリス・ルコント(髪結いの亭主)のブラックミュージカルコメディアニメ

フランスはとある街ここでは公共の場で自殺すると罰金に処せられるしかも高額しかも遺族が支払いしなくていけない
そして自殺未遂に終わると本人は車椅子尚且つ本人と家族が罰金を支払いをしなくてはならない
でも悪い方に向かう世の中に絶望し自殺者は後を絶たない

しかしそんな自殺志願者に一筋の光が当たる店がある
それは自殺ショップと言う名の自殺を手助けする店と言っても
自殺幇助するのではなく自殺する為の道具を売って商売している
ショップには青酸カリから首吊り用縄🔫と弾丸毒薬に身投げ用コンクリートブロック、日本刀(切腹ハラキリ用)毒キノコ🍄とありとあらゆる道具が所狭しと並んで居て
警察に見つかると厄介なので人づてのクチコミでその店の場所は伝えられている

そこを経営している一家
家長のミシマ(三島由紀夫)
妻のルクレス(ルクレティア)
長男のヴィンセット(ヴィンセットヴァンゴッホ)
長女のマリリン(マリリン・モンロー)
最初はこの4人で店を経営妻のルクレスは妊娠中
そして店番している時に急に産気づきそのまま病院に運ばれ出産
生まれたのが
次男アラン(数学者アラン・チューリング)
実はこのキャラクター名全員自殺している著名人
最後に出てくるアーネストと言う好人物はアーネスト・ヘミングウェイから

しかし長男ヴィンセットがね
有吉弘行に似てる( 'ϖ')㌥
髪の分け方とか顔つきがもしかして参考にしたのか❓パトリス・ルコント‼️

でストーリーはその次男くんが
生まれた時からめちゃくちゃ笑顔
あっという間に成長(成長過程を少しずつ見せるのではなくその場でどんどん大きくなりいつの間にか小学生にこの演出は笑えた(*´艸`))
何時も弟くんポジティブシンキングどんな事にも前向き明るく楽しく生きようとしている
ネガティブ家族からも少し疎まれているけど気にしてない(見習いたい)
そんな弟くん少しでも死ぬ人を救おうとしてイタズラを仕掛け笑わせている
このアランには取り巻きがいて一緒にイタズラをする仲間が
その仲間と組んである作戦を実行しようとする孤児を無くすために

そのイタズラとは❓

そしてラストは大団円ハッピーエンドと少しアンハッピーエンドが混在

何かティム・バートンのナイトメア・ビフォア・クリスマスや
アダムスファミリーを彷彿
或いはカートゥーンネットワークのおくびょうなカーレッジくんを思い出すストーリーと絵コンテ

中々面白かったし良かった(*^_^*)(( *ˊᗜˋ* )ゞデシ!